【∞】∞の４あ８せを part12【４８】 (ページ14)

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＊　☆Mariko Shinoda ページ14

ジ「Youたち、リスクは考えてる？」

村「そりゃ考えとるよ」

優「何度か直接お会いして、電話やメールでも話し合って、いろんな危険…
　例えば、へんな憶測も呼ぶだろうし、批判もあるだろうし、
　ひょっとしたらアイドル生命が終わることになるかもしれない…
　それでもやりたいと思ったから、今日ここに来たんです。」

ジャニーさんの言葉は

私たちの頭の中で想定されているものだった。

すんなり受け入れられるだなんて思ってなかったから…

友「構成も演出も自分たちで全部やる覚悟です。
　どんなに小さな会場でも…路上ライブになっても…
　世間から見放されることになったって
　それでも、私たちにはみなみと横山さんが必要だから…」

陽「それだけ、私たちは懸けてるんです。
　それだけ、帰ってきてほしいと思ってるんです。」

篠「無理なお願いということは重々承知しています。
　でも、どうしてもやりたいんです。
　お願いします！！！」

AKB「お願いします」

ジ「うーん…」

ジャニーさんはしばらく考え込んだ後、

ジ「これは僕だけで決められる問題じゃないよ。
　それに、ヨコも彼女ももう芸能人じゃない。」

その尤もな言葉に頭を下げたまま唇を噛みしめた。

ジ「でも、秋元君がいいっていうならいいんじゃない？」

村「ホンマに！！ええん！？」

ジ「良いも何も、Youたちはいつも好き勝手やってるじゃない」

村「いや…そない自由にはやってへんけど…」

ジャニーさんは笑みを浮かべて

ジ「Youたちの人生だ。Youたちの好きにしちゃいなYo！」

私たちの背中を押してくれた。

AKB「ありがとうございます！！」

村「ホンマに…おおきに！！」

うっすらと見えた一筋の希望の光に向けて

私たちはまた一歩足を踏み出した。