＊ ★Shingo Murakami ページ44
丸「ほいっ渋やん♪」
マルが変な動きしながら携帯をすばるに差し出した。
一瞬戸惑った顔をしたすばるやったけど
ゆっくりと受け取って
渋「すまんかった！！」
開口一番、謝罪の言葉を放った。
横『すばる。お前が悪いわけやないんやで？』
渋「たとえそうヨコが思ってくれてたとしても、俺がアカンこと言うてしまったんは事実や。」
すばるは下唇をぎゅっと噛みしめて
後悔の色を滲ませた
ヨコも長年の付き合いから
電話越しにでもすばるの心情を読み取ったんやろう…
しばらく二人とも何も言わず、静かな時が流れた
渋「なぁ、ヨコ…一つだけ教えてくれ。」
横『おん。なんや』
渋「お前のせなアカン言うてることって恋愛とはちゃうねんな？」
横『おん。』
その返事に少し安堵したすばるだったが
どうやら後悔の念は拭い去れんみたいや
渋「ごめんな…ヨコの話もちゃんと聞かんとあんなこと言うてっ…」
横『もう謝らんでええ。すばるは何も悪くない。
誤解招くようなことした俺が悪いんや。』
すばるはハッとした顔をして
渋「…なぁ、高橋さんも一緒におるんか…？」
真剣な顔でヨコに問うた
横『…』
ヨコは黙ったままやった
渋「ヨコ…？」
すばるはもう一度名前を呼んだ
横『…いや…おらんで…』
小さいながらもきちんとした返事
渋「そっか」
すばるは一瞬目を伏せたが、
一度目で返事をせんかったのを無言の肯定と捉えるのか
それとも二度目の返事をヨコの真意と捉えるのか
今のすばるに迷いはないようやった
渋「ヨコ」
すばるはまっすぐ前を見て
渋「俺は、お前を信じる。せやから、お前はお前のやりたいこと、安心して成し遂げろ」
横『すばる…』
渋「けど、俺、ヨコやヒナみたいにメンタル強ぉないし…
いつまでも最年長なんてまっぴらごめんやからな？！
なるべく早く戻って来いよ、ヨコ！！」
横『おん。関ジャニ∞を任せたで、すばる』
すばるは照れくさそうに笑って頷いた後、
「ほれっ」とでもいうように
みんなの手のぬくもりが残った携帯を俺に差し出した
＊ ★You Yokoyama→←＊ ★Ryo Nishikido
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よんぱち(プロフ) - 優依さん» コメントありがとうございます！進められるとこまで頑張って更新するので、これからもよろしくお願いします(*'ω'*) (2016年1月24日 19時) (
レス) id: f465cba461 (このIDを非表示/違反報告)
よんぱち(プロフ) - るー∞さん» コメントありがとうございます！夢の応援までしていただきありがとうございます(*^-^*)進められるだけ頑張りますのでこれからの物語もぜひお楽しみくださいね♪ (2016年1月24日 19時) (レス) id: f465cba461 (このIDを非表示/違反報告)
よんぱち(プロフ) - 瑠璃さん» ご意見ありがとうございました。作者のスケジュールと相談しながら進めていこうと思います。 (2016年1月24日 18時) (レス) id: f465cba461 (このIDを非表示/違反報告)
よんぱち(プロフ) - ねむりひめさん» ご意見ありがとうございます。できる限り続けさせていただきます！ぜひ展開を楽しみになさってください！ (2016年1月24日 18時) (レス) id: f465cba461 (このIDを非表示/違反報告)
よんぱち(プロフ) - あーりんさん» はじめまして！ありがとうございます(*´▽｀*) (2016年1月24日 18時) (レス) id: f465cba461 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：よんぱち | 作成日時：2015年12月24日 23時
