＊ ★Ryuhei Maruyama ページ4
突然の出来事にフリーズしてもうたけど
優子ちゃんの言葉が気になって俺は一人病室を飛び出した
丸「優子ちゃん！」
廊下は走ったらアカンとか、病院で静かにせんとアカンのは重々承知の上やけど、
今、聞かんかったらなんか後悔しそうな気がして
必死に小さな背中を追った
丸「待って…待ってぇやー！」
優「丸山さん？」
よかった…追いつけた…
丸「ﾊｧ、ﾊｧ…なぁ、どういうこと？なんで大倉は倒れたん？なんか知ってるんやろ？」
優子ちゃんはちょっと困ったような顔をしたあと口を動かし始めた
優「大倉さんが私とドラマを撮っていたの知ってますか？」
丸「おん、なんとなく」
CM流れてるの見た。
確か、たっちょんと優子ちゃんが兄妹の設定で…
優「私、この一か月間、大倉さんの妹として、関わらせてもらってたんです。だけど、一度たりとも口をきいてもらえませんでした」
丸「え…一度も…？」
優「そうです。話しかけてくださるのは、お芝居の中だけでした。」
そんなこと…ありえへんやろ…
大倉はドラマ経験も豊富なほうやし、コミュニケーションとるのも上手いほうやねんけど…
そもそも話し合いせんでどうやってドラマ撮るねん
そう言いたかったけど、悲しそうな目してる優子ちゃんが嘘ついてるようには思えへん…
もしかしたら…裕ちんのこと気にして…
優「最初は、あのスキャンダルのせいだと思っていました。だけど、違いました。」
え…違うん？
優「大倉さんは、私だけじゃなくて、他の共演者さんとも、監督さんとさえ話すことを避けていました」
優子ちゃんはポタポタと大粒の涙を流し始めた
優「もっと早く、何か行動に出ていたら…こんなことには…」
丸「別に…優子ちゃんのせい、ちゃいますやんか…」
正直、俺は気づいてさえおらんかった
大倉のSOSに…
優子ちゃんの方が俺よりずっとずっと、大倉のこと見てくれてたやん
優「今日、倒れる直前、ようやくわかったんです。その理由が…大倉さんの想いが…撮影中ずっと手放さなかった携帯電話に詰まってました」
携帯に？
優「どうか、皆さんで大倉さんを救ってください…」
優子ちゃんは頭を深く下げて
そのまま歩いて去っていった
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よんぱち(プロフ) - 優依さん» コメントありがとうございます！進められるとこまで頑張って更新するので、これからもよろしくお願いします(*'ω'*) (2016年1月24日 19時) (
レス) id: f465cba461 (このIDを非表示/違反報告)
よんぱち(プロフ) - るー∞さん» コメントありがとうございます！夢の応援までしていただきありがとうございます(*^-^*)進められるだけ頑張りますのでこれからの物語もぜひお楽しみくださいね♪ (2016年1月24日 19時) (レス) id: f465cba461 (このIDを非表示/違反報告)
よんぱち(プロフ) - 瑠璃さん» ご意見ありがとうございました。作者のスケジュールと相談しながら進めていこうと思います。 (2016年1月24日 18時) (レス) id: f465cba461 (このIDを非表示/違反報告)
よんぱち(プロフ) - ねむりひめさん» ご意見ありがとうございます。できる限り続けさせていただきます！ぜひ展開を楽しみになさってください！ (2016年1月24日 18時) (レス) id: f465cba461 (このIDを非表示/違反報告)
よんぱち(プロフ) - あーりんさん» はじめまして！ありがとうございます(*´▽｀*) (2016年1月24日 18時) (レス) id: f465cba461 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：よんぱち | 作成日時：2015年12月24日 23時
