＊ ★Syota Yasuda ページ34
チ「…そこまでいうなら上の判断を煽ってみよう」
∞-横「「「「「「「ありがとうございます」」」」」」」
チーフマネは呆れたように俺らに言った。
チ「それと、お前たち、スケジュールが大幅に変わったぞ」
渡された名前の書かれた6枚の紙
村「…わかりました。」
信ちゃんは覚悟していたようやった。
ついこの間までびっしりと書かれてたはずのスケジュールが
ほぼ空欄になってるのを見ても、さっきみたいに動揺はしてへん…
それは僕も一緒。
不謹慎かもしれへんけど、よこちょを探す時間ができてむしろありがたかった。
村「あの、チーフマネージャー、提案があるんですけど…警察の手を借りることはできんのですか？」
信ちゃんらしい提案に
チ「無理だ」
チーフマネはまたも冷たく言い放った
安「なんでですか？騒ぎを大きくせんためですか？」
チ「一つ聞くが、どうやって警察に協力してもらうんだ？」
村「これだけ大きく報道されてんねんで？捜索願だせばええんちゃうん？」
チ「捜索願は、出せないぞ」
村「えっ…」
チ「事件性がない場合、警察は手を出せない。それに、お前らでは無理だ」
チーフマネが言うには、捜索願は事件性がある場合に、親族や配偶者が出すもので、他人に過ぎない僕らはどちみち届け出ができひんらしい…
横山くんは唯一の肉親であるオカンが亡くなってるから…
届け出を出すように頼める人すらおらん…
丸「でも事件の可能性がないわけじゃ…」
チ「事件という証拠は何一つない。あの報道の後だ。ただの色恋沙汰に警察も首を突っ込むことはできないだろう」
村「そう…か…」
信ちゃんはガクッと肩を落とした。
よこちょのために必死に考えたんやろうに…
信ちゃんのそんな姿を見てられへんくて目を逸らそうとしたとき
丸「まぁまぁそない落ち込まんといて！まだ、時間はあるんやし、事務所の人も協力してくれてはる。頑張ろうや。」
マルがいつものように明るく信ちゃんに声をかけた。
信ちゃんもマルの明るさにつられるように
村「せやな。まだ時間あるんやもんな」
ってすぐポジティブな信ちゃんになった。
マルはほんまに優しくて強い人やなぁ…
どんな時もみんなの気持ちを明るくしてくれる僕らのムードメーカー。
僕も負けてられへんな！！
安「ほな、行こうやぁ！よこちょきっとどこかで待ってるで^^僕らで探し出したろ！」
僕も頑張らな。
エイトのために
よこちょのために
＊ ☆Atsuko Maeda→←＊ ★Ryo Nishikido
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よんぱち(プロフ) - しっぽさん» コメントありがとうございます！実は書いていて一番悩むのが横山くんの描写なんです。上手く横山くんの良さを出せていけたらいいなと思っています。AKBのことをこの小説を通して少しでも知っていただけているようで嬉しいです(^^)これからもよろしくお願いいたします！ (2015年12月5日 20時) (
レス) id: f465cba461 (このIDを非表示/違反報告)
しっぽ(プロフ) - 横山さんのお兄ちゃん感がとてもたまんないです！メンバーのそれぞれの想いや気持ちがとても文で伝わってきて感動しました！最初はAKBさんの事よく分からなかったんですけど、興味がでてきました！これからの展開楽しみです！更新頑張ってください！ (2015年12月5日 19時) (レス) id: aab86a96c8 (このIDを非表示/違反報告)
よんぱち(プロフ) - マロさん» ありがとうございます！ちょっと横山くんの過去の発言を参考にした部分もあります。メンバーの絆をしっかりと書ければと思います。 (2015年12月2日 19時) (レス) id: f465cba461 (このIDを非表示/違反報告)
マロ - 33ページの言葉との間の『』が回想してる表現のように感じウルッときました。 (2015年12月2日 0時) (レス) id: 182182cb78 (このIDを非表示/違反報告)
よんぱち(プロフ) - 名無し34895号さん» ありがとうございます！頑張ります！ (2015年11月25日 23時) (レス) id: f465cba461 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：よんぱち | 作成日時：2015年11月12日 23時
