＊ ★Ryo Nishikido ページ31
嵐の5人に促された俺らは、時間の許す限り横山くんを探した。
みんなを仕切りながら運転する村上くん、
助手席で声を震わせながらも知恵を絞るすばるくん、
携帯を握り続け、知り合いに情報を求め続ける章ちゃん、
雰囲気を明るくしようと努めるマルに、
毅然とした態度で時々ええ考えを言う大倉。
そんなみんなの後ろ背中を見ながら俺は一番後ろの列でじっとしてるだけ。
やって、何言えばええかわからへんし、俺にできることなんてないし、
横山くんおらんくなったのは俺のせいやのに
みんながやってることに俺が口出しするんもおかしいやんか。
でも、みんな仕事あるから、何も進展がないまま深夜12時を超えるころには解散ってなった。
次の日の朝、俺は事務所に呼びだされた。
昨日仕事さぼったことをチーフマネにこっぴどく叱られた
錦「…すみませんでした」
チ「なんだ、その態度は。おまえもえらくなったもんだなぁ。あぁ？」
錦「…」
普通の態度のつもりやねんけど、俺、印象悪いんやろうな…
チ「仕事に責任を持てない奴に仕事をやる資格はない！しばらくはグループの仕事だけやれ」
錦「はい…」
正直、そっちの方がありがたかった。
こんな状況で仕事やる気起きひんし。
そう思ってた時、
大「失礼します」
真顔で大倉が部屋に入ってきた。
大倉は、冷たい目で俺を一瞥したあと、
大「錦戸の仕事、僕にください」
そうチーフマネに直訴した。
チ「でも、お前はもうすでに映画決まってるだろ？もうすぐクランクインじゃ…」
大「錦戸の、単発のドラマですよね。俺、行けます」
チ「でもなぁ…」
大「どっちの仕事も全力でちゃんとやります。お願いします。」
大倉は腰を９０度近く曲げ、頭を深く下げた
チ「わかった。そこまでやる気があるなら先方に訊いてみるよ」
大「ありがとうございます」
そんな大倉に続いて
村渋丸安「「「「失礼します」」」」
なぜか、関ジャニ∞のメンバーが部屋に入ってきた
＊ ★Ryo Nishikido→←＊ ★You Yokoyama
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よんぱち(プロフ) - しっぽさん» コメントありがとうございます！実は書いていて一番悩むのが横山くんの描写なんです。上手く横山くんの良さを出せていけたらいいなと思っています。AKBのことをこの小説を通して少しでも知っていただけているようで嬉しいです(^^)これからもよろしくお願いいたします！ (2015年12月5日 20時) (
レス) id: f465cba461 (このIDを非表示/違反報告)
しっぽ(プロフ) - 横山さんのお兄ちゃん感がとてもたまんないです！メンバーのそれぞれの想いや気持ちがとても文で伝わってきて感動しました！最初はAKBさんの事よく分からなかったんですけど、興味がでてきました！これからの展開楽しみです！更新頑張ってください！ (2015年12月5日 19時) (レス) id: aab86a96c8 (このIDを非表示/違反報告)
よんぱち(プロフ) - マロさん» ありがとうございます！ちょっと横山くんの過去の発言を参考にした部分もあります。メンバーの絆をしっかりと書ければと思います。 (2015年12月2日 19時) (レス) id: f465cba461 (このIDを非表示/違反報告)
マロ - 33ページの言葉との間の『』が回想してる表現のように感じウルッときました。 (2015年12月2日 0時) (レス) id: 182182cb78 (このIDを非表示/違反報告)
よんぱち(プロフ) - 名無し34895号さん» ありがとうございます！頑張ります！ (2015年11月25日 23時) (レス) id: f465cba461 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：よんぱち | 作成日時：2015年11月12日 23時
