【∞】∞の４あ８せを part４ 【48】

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公演がはじまった。

たかみなの報道後初のステージだからみんなどこか緊張してたけど

お客さんもコールしてくれたり、うちわ振ってくれたりいつも通りだった。

序盤の全体曲が終わり、ユニットゾーン。


ここがたかみなの正念場だろうな…

今のセットリストはA6th「目撃者」公演。

たかみなに与えられたユニットは『愛しさのアクセル』。

この公演唯一のソロ楽曲。

全ファンの目線が、嫌でもたかみな一人に集まる時間



陽「たかみな、大丈夫？ちょっと座ったら？」

全体曲で息が上がってる…？また酸欠…それとも貧血…？
ステージ裏のたかみなの顔は青かった
辛いんだろう、素直に床にペタンと座り込んだ。

高「大丈夫、ありがと。」

大丈夫じゃないくせに…

聞き飽きたよ？その言葉。



たかみなはユニットの3曲目。

私の出番はたかみなの次だからギリギリまでたかみなのそばにいられる。

衣装に着替え、息は整ったみたいだけど足取りが不安…

ス「たかみなスタンバイ」
高「了解」

スタッフさんに呼ばれステージへと向かうたかみなを見送り、

たかみなの様子を残りのメンバーみんなで楽屋のモニターで見守った。


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【AKBの劇場公演】
AKB48グループではチームごとに違うセットリストで公演を行っています。
この物語の設定の2011年では、チームAは6つ目のセットリスト「目撃者」公演を行っていました。
公演は全体曲とユニット曲で構成されていて、公演中盤にユニットゾーンがあります。
「目撃者」公演では5つのユニット曲があり、高橋みなみはその3曲目、小嶋陽菜は4曲目を担当していました。ちなみに2曲目の人物は次に出てきます(*'ω'*)

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