「信頼」なんて......するんじゃなかった２

裏切り４６ ゆりside ページ7

ゆりside








ゆり「はぁっ、はあっ...........クソ......あの女ぁ....！」









絶好の機会だったのに









ゆり「早く死ねば良かったのにぃ.......！」









本当はさっさと殺して鬼殺隊も壊してはいおしまいにするつもりだった









あの女が居ては、ゆり達も迂闊に手を出せない









ゆり「..........いいわ、もう一度、絶望を味わわせてやる！」









ゆりの血気術は記憶を消す物だった









ゆり「............なんでもっと強い力が手に入んないのよぉ！記憶を消す"しか"出来ないじゃない！」









あの方は勘違いをしている









ゆりの能力は記憶を操れるものじゃない









ゆり「.........いいわよ、周りの奴ら、全員の記憶をあの任務の日の前まで消してやるんだからぁ！そうすれば皆はゆりが失踪したと思って探し、アイツは嫌われる！」









唯一、この能力のいい所は会った事のある者には何時でも使えるという点だ









ただし、それは1人に１回しか使えない









あとはその相手に触れなければならない









ゆり「つくづくめんどくさい能力ね！」









ゆり「.........血気術 記憶転回」









能力をあの女を除いた柱全員に使った









ゆり「.........ふふっ、これでアイツは絶望するわ......！そうしたら、ゆりが殺してあげる......」

裏切り４７→←裏切り４５

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す