「信頼」なんて......するんじゃなかった２

裏切り４２ ページ3

『.......ぐっ.........ゔあ.....』








ゆり「あ、やっと、効いてきたのぉ？」








『何を.........』








ゆり「何って、記憶をちょっとだけ思い出させてあげてるのよぉ？ゆりの血気術で、ね？」








〜〜〜「消えろ」





「早く居なくなれ」






「大嫌い」









散々な罵詈雑言が聞こえる








その度に、頭と、胸の奥がズキンと痛む









倒れそうになるが、倒れないように刀を地面に刺し、へたり込む








ゆり「頭、痛いでしょお？記憶を無理矢理引き出すと、激痛が走るからねぇ！」









『古......川........！』









ゆり「まだ意識あるのぉ？早く気を失って殺されてよ、ね」









そう言うと、へたり込んでいる私のお腹を蹴り飛ばす








私はその勢いで後ろに飛ばされる









『(後ろの、木にぶつかる......！)』









痛みに耐えるため、歯を食いしばり、目を閉じる









『..........？』









しかし、痛みは一向にやってこない









？？「もう、大丈夫だ。A」









『......煉獄.......さん........？』









木にぶつかる前に私を受け止めてくれたのは、煉獄さんだった









不死川「テメェ......やっぱり現れやがったなァ...！」









しのぶ「何とか間に合いましたね...Aさん、大丈夫ですか！」









時透「......もう、これ以上傷つけさせないよ」









煉獄「ああ！お前は此処で倒す！」









私の前に立って、刀を向ける不死川さんと時透くん









抱き留めていた私を胡蝶さんに預け、古川に向き合い、刀を向ける煉獄さん









『みな、さ.......ん.......』









ゆり「ちっ、そろそろ日も登るし.......A、おぼえておきなさいよぉ！」








煉獄「逃がすか！」









煉獄「炎の呼吸 壱の型 不知火」









煉獄さんが技を出すが、古川はギリギリで避け、首を切られることを避けた。だが、腕が切り落とされた









ゆり「いっ.......！よくも、ゆりの腕を！」









時透「油断しちゃ、だめだよ」









時透「霞の呼吸 肆の型 移流斬り」









体制を崩したゆりの首を落とそうと、
時透くんは斜めに斬り上げる









ゆり「ちっ！血気術 怨恨の代償」









その瞬間、古川は消えた









私も、意識を失った

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