Shota ページ2
「ああやった」っていう言葉には
メンバーと一緒に自分も過ごせてた、
仲間と過ごした時間が楽しかった
そんな亮の隠された想いがギューギューに詰められてることくらいわかってたから
青「バイクぐらい、また乗れるって。」
いつか企画でやったように
またみんなでツーリングしようや
俺は決まって前向きに亮に言葉を返すようにしてるんやけど
亮はゆっくり首を横に振って
黄「ええねん。もう…」
諦めの言葉を吐いてしまう…
青「何がええねん。俺は亮といろいろしたい。
バイクだけやない!歌いたいし、ギターもしたいし、また亮と曲も作りたい!
まだまだ思い出一緒に作りたいねん。」
そんな亮の言葉を聞くたびに俺はどうしようもなく悲しくて
アカンことやとわかっていながら
つい感情を抑えることを忘れ、亮を責めてしまう
青「亮のアホ!何を一人で悩んでんねん…」
黄「ははっ」
俺の責める声に亮は恐れる様子も見せず
亮はただただ笑いながら涙を流すだけ
黄「俺だってこんなはずじゃなかってんもん…
今更、誰も俺の事信じてくれへんやろ…なぁ…」
青「俺は信じてるで」
黄「もぉええねん…」
亮の信じてほしいこと、
それを聞ければ前に進めそうやのに
いつもはぐらかされてしまう…
そして、亮は寂しそうな顔をして
黄「20年近く、ホンマに章ちゃんにはたくさんお世話になったわ。
わがままな俺をいつもいつも優しく迎えてくれてさ…」
まるで最後の言葉のように一言一言を大切に紡いでいくようになった。
黄「ホンマにありがとう。」
青「亮…何言うてんの…」
黄「多分…いいや、俺さ…もう辞めようと思う。関ジャニ∞」
関ジャニ∞の錦戸亮に、いつからか終止符を打ちたいと言い出すようになった。
青「そんなん絶対許さん!
亮がどれだけ足掻こうと、逃げようと、
俺がどこまででも追いかけて捕まえて連れ戻す」
黄「そう言ってくれるだけで嬉しいで。おおきに。」
青「俺は、本気やぞ、亮。」
俺はいつも、
亮の言葉にココロを抉られる想いをするようになった…
黄「もう…帰って…なんか、疲れたわ…」
亮の気持ちに、上手く応えられず、
青「ほな、また明日来るわ」
薄ら寒い病院の廊下に
涙をこぼすようになった…
青「あほっ…りょうのあほっ…」
流しても流しても
涙が涸れることはなかった…
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rainbow(プロフ) - みなさまありがとうございます。コメントすべて読ませていただきました。私らしく、頑張っていきたいと思いますのでどうぞこれからもよろしくお願いいたします! (2017年2月4日 23時) (レス) id: 9f05dd0fde (このIDを非表示/違反報告)
YOUMI(プロフ) - これからも熱く応援させて頂きます!! (2017年2月4日 17時) (レス) id: 2f3bfe6b47 (このIDを非表示/違反報告)
YOUMI(プロフ) - 沢山の方々が読むので色々な意見がでるのは当然ですが、物語は作者様が創り上げている世界観が大切だと思うのでrainbowさんの思う様に創られて良いと思います。注意書きも冒頭に入れる心遣いをしてらっしゃるし…。rainbowさんは∞さんの絆の話を書いているわけですから (2017年2月4日 17時) (レス) id: 2f3bfe6b47 (このIDを非表示/違反報告)
なぎさ(プロフ) - 私も大丈夫ですよ! このストーリーの方が次どうなるか気になりますし 頑張ってください! (2017年2月4日 10時) (レス) id: a5cb9d5776 (このIDを非表示/違反報告)
∞亮ちゃんlove∞ - 私は、全然大丈夫ですよ^ ^むしろこっちの方がストーリーが面白い気がします!! (2017年2月4日 9時) (レス) id: 9ff607cfaf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:rainbow | 作成日時:2017年1月21日 13時