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「う、ウインクの練習ですっ」
「あ、あれウインクだったんだ」
「両目ウインクです！」
「それ瞬きだと思うよ」
「す、須貝さんとおんなじツッコミしないでくださいよっ！」
あははっ、といつもの高い笑い声をあげた福良さんは、「そろそろ会議始めるよ」と言って私の頭を撫でると、ニコニコといつも通りの優しい安心する笑みを浮かべて会議室の方に消えていった
なんでかは分からないが、どうやら私は福良さんに可愛がられているらしい
自分ではその自覚がなかったが、なぜ彼はよく私を撫でるのかをこの前河村さんに聞いたところ、「あぁ、あいつ前から結構可愛がってたからね、Aさんのこと」と言っていたので、多分間違いない
そんな可愛がられるようなことはしていないのだが…
「Aさん、もう来てたんですね」
「あ、河村さん。お、おはようございます。だって、もうすぐ会議ですし。遅刻はもうしたくないので」
「残念です。折角遅刻仲間が増えたと思ったのに」
「いやいや、遅刻仲間は増やさないでください」
噂をすればなんとやら。今日も予定の時刻より遅刻してやってきた河村さんは、遅刻したとは思えない爽やかな表情でオフィスに入ってきた
しれっと遅刻仲間を増やそうとしている河村さんにツッコミをいれて、私も資料を持って会議室に向かう
河村さん、絶対赤信号皆で渡れば怖くない戦法しようとしてるなぁ。河村さんらしくて面白いけど
会議室には既に福良さんと、さっきの撮影でペアを組んだ、大好きな未だに片想いを拗らせている相手、編集長が席について資料に目を通していた
その真剣な表情がどうしようもなくかっこよくて、資料で顔を隠す。ま、まともに会議が出来る気がしない
「あ、河村さん、遅いっすよ」
「ごめんごめん。風が強くてさ」
「どんな言い訳だよっ」
河村さんも入ってきて、それを合図に伊沢さんが椅子から立ち上がり、ホワイトボードの前に立つ
文字を綴り始めた彼の背中に、今日こそは伊沢さんの眼鏡姿ばかり見ないようにしないと…と気を引き締めて、持っていたシャーペンを握る手に僅かに力を込めた
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白菜(プロフ) - しぃさん» いえいえ！ご希望に添えたなら良かったです！ 今回は話数が限られていたので、初めて直接うらツク内に書かせていただいたので少々展開等が変になっているかもしれませんが、そこも愛嬌ということにしておいてくださると嬉しいです(笑)リクエストありがとうございました (2020年2月2日 0時) (
レス) id: f8ddf3423a (このIDを非表示/違反報告)
しぃ(プロフ) - 白菜さん» ごめんなさい！完結後にもかかわらずリクエストしてしまって…でも最高でした！もう推しのにやにや顔を想像して昇天しそうでした← (2020年2月1日 22時) (レス) id: 1457e73937 (このIDを非表示/違反報告)
しぃ(プロフ) - 白菜さん» そうですね。以後気を付けます！ (2020年1月27日 22時) (レス) id: 1457e73937 (このIDを非表示/違反報告)
まつりか(プロフ) - 白菜さん» 神ですよー！にしても少し回復したようで良かったです！私含め皆さんが白菜さんの事気にかけていたので、コメントを見てもっともっと元気を出して貰えたらと思います！ (2020年1月27日 21時) (レス) id: e802cc95c8 (このIDを非表示/違反報告)
白菜(プロフ) - しぃさん» ありがとうございます！リクエストの方ですが、あと二話ほどなら入るので短くはなりますがなんとか書いてみます！そして細かいかもしれませんが、次回からはお名前をsngwというように伏せていただけると助かります(笑) (2020年1月27日 21時) (レス) id: f8ddf3423a (このIDを非表示/違反報告)
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