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「弱い、ですよね…折角、必要としてもらってたのに…全て、無下にしてしまって…」

「…なぁ、Aちゃん」


 彼女は、頑張りすぎなんだ。自分に課せられた仕事は、全て自分でやらなきゃと考えて、誰にも頼れず、全部一人で抱え込んで、そしてそのまま誰かが気づく前に静かに消えていく。気づいたときにはもう、そこには誰もいない。気づけば、記憶からも消えてしまう

 …きっと彼女はそうやって、今までの人生を生きてきたのだろう


「仲間ってさ、なんのために居ると思う?」

「……助け、合う……ため……?」

「そう。出来ないことは、仲間の力を借りれば良いし、今みたいに、どうしようもなく辛くなったら、頼れば良い
 少なくともあいつらは、困ってる仲間に手を貸さないような、頼られて無視するような、そんな奴等じゃないから
 多分、いつでもスタンバってくれてるよ。いつ飛び込んでも、受け止めてくれる奴等ばっかだから」


 勿論、俺もいつでも受け止めれるようにスタンバっているつもりだった。まさか、飛び込んでこられる前に目の前から消えるとは思ってなかったけど

 …でも、もう離さない


「―――だから、戻っておいで、Aちゃん」


 きっとこの先、Aちゃんが光の元から消えたとしても、きっと彼女はずっと俺たちの記憶に、俺たちの心に住み着いている
 そんな、こんなにも誰かの気持ちを動かせるAちゃんはもう、無理に影を濃くしようとしなくても、十分俺達にとって影が濃すぎる子だよ





 君がオフィスに居ないだけで、あんなにもオフィスが味気なく感じてしまったんだから





―――
異様に更新頻度が高いのは特に意味ないです。はい
強いて言うなら目の前にある課題という現実から目を背けるためですかね。宿題多いんじゃボケェ

最終話 彼女の影はもう、薄くない→←。



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白菜(プロフ) - しぃさん» いえいえ!ご希望に添えたなら良かったです! 今回は話数が限られていたので、初めて直接うらツク内に書かせていただいたので少々展開等が変になっているかもしれませんが、そこも愛嬌ということにしておいてくださると嬉しいです(笑)リクエストありがとうございました (2020年2月2日 0時) (レス) id: f8ddf3423a (このIDを非表示/違反報告)
しぃ(プロフ) - 白菜さん» ごめんなさい!完結後にもかかわらずリクエストしてしまって…でも最高でした!もう推しのにやにや顔を想像して昇天しそうでした← (2020年2月1日 22時) (レス) id: 1457e73937 (このIDを非表示/違反報告)
しぃ(プロフ) - 白菜さん» そうですね。以後気を付けます! (2020年1月27日 22時) (レス) id: 1457e73937 (このIDを非表示/違反報告)
まつりか(プロフ) - 白菜さん» 神ですよー!にしても少し回復したようで良かったです!私含め皆さんが白菜さんの事気にかけていたので、コメントを見てもっともっと元気を出して貰えたらと思います! (2020年1月27日 21時) (レス) id: e802cc95c8 (このIDを非表示/違反報告)
白菜(プロフ) - しぃさん» ありがとうございます!リクエストの方ですが、あと二話ほどなら入るので短くはなりますがなんとか書いてみます!そして細かいかもしれませんが、次回からはお名前をsngwというように伏せていただけると助かります(笑) (2020年1月27日 21時) (レス) id: f8ddf3423a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:白菜 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2020年1月18日 22時

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