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. …心の片隅にはやっぱり、退職願を出したのに家まで来られたら迷惑だと思われそう、だとか、しつこすぎてうざがられそう、とか、心配事は大量にあったが、今は、川上の言葉を信じてみることにした
最低限の所持品をポケットに突っ込んで、「ちょっと出てきます」と心なしか暗いオフィス全体に伝えて、オフィスの入ったマンションを後にする
一応履歴書は預かっているので、家がどこにあるかは把握している。ストーカーかよ、と言われればそれまでのような気もするが、そんなこと今はどうでも良い
「…ここか」
着いた場所は、二階建てのアパートだった。結構最近出来たのか、壁はまだ新しい
カンッカンッと踵を鳴らしながら階段を登ると、より新しさが伝わってくる。築5、6年程だろうか
ここから先スマホは必要ないのでポケットに仕舞い、一部屋一部屋の表札を確認しながら奥に進む。そして、一番角部屋。そこの表札にはしっかりと�倏�影�瓩判颪�れていて、手汗をズボンで拭ってからインターホンを押し込む
ピンポーンと部屋の中から聞こえてくる耳馴染んだ音。暫くの沈黙の後に、「はい」と暗い声が返ってきて、ガチャリと鍵が開けられた。今回は好都合だけど、ちゃんとドアスコープを確認して開けてくれAちゃん
「…っえ、伊沢、さん…なんで、ここに…」
「…あーその、やっぱ、Aちゃんの口から直接理由聞きたかったからさ」
徐に押し出された扉から顔を覗かせたAちゃんはボサボサな髪にノーメイクで、いかにもさっきまで寝てましたという風貌だった。寝起きだったからドアスコープ確認せずに開けたのか、と少し納得
慌てたように手櫛で髪を整えながら、取り敢えず中どうぞ、と部屋の中を指差すAちゃんに、突然来たことと気を遣わせてしまったこと、二つの意味も込めて「ごめんね」と呟き、敷居を跨ぐ
部屋の中は電気をつけていないのかかなり薄暗く、ゴミ箱に入っているほとんどはカップラーメンのゴミだった
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白菜(プロフ) - しぃさん» いえいえ！ご希望に添えたなら良かったです！ 今回は話数が限られていたので、初めて直接うらツク内に書かせていただいたので少々展開等が変になっているかもしれませんが、そこも愛嬌ということにしておいてくださると嬉しいです(笑)リクエストありがとうございました (2020年2月2日 0時) (
レス) id: f8ddf3423a (このIDを非表示/違反報告)
しぃ(プロフ) - 白菜さん» ごめんなさい！完結後にもかかわらずリクエストしてしまって…でも最高でした！もう推しのにやにや顔を想像して昇天しそうでした← (2020年2月1日 22時) (レス) id: 1457e73937 (このIDを非表示/違反報告)
しぃ(プロフ) - 白菜さん» そうですね。以後気を付けます！ (2020年1月27日 22時) (レス) id: 1457e73937 (このIDを非表示/違反報告)
まつりか(プロフ) - 白菜さん» 神ですよー！にしても少し回復したようで良かったです！私含め皆さんが白菜さんの事気にかけていたので、コメントを見てもっともっと元気を出して貰えたらと思います！ (2020年1月27日 21時) (レス) id: e802cc95c8 (このIDを非表示/違反報告)
白菜(プロフ) - しぃさん» ありがとうございます！リクエストの方ですが、あと二話ほどなら入るので短くはなりますがなんとか書いてみます！そして細かいかもしれませんが、次回からはお名前をsngwというように伏せていただけると助かります(笑) (2020年1月27日 21時) (レス) id: f8ddf3423a (このIDを非表示/違反報告)
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