4度目の人生では愛されたかった〖nightmare!Sans〗

9話 賭け ページ10

「…は、それ大丈夫なのか？」



「─まあ…一か八かの賭けみたいなもんだぜbruh
動かなくなったモンスターにケツイを注入すると生き返り、再び動き出す。

だが、モンスターの身体ではケツイの力に耐えることが出来ず、身体がドロドロに溶けてしまうんだよな。



…だけど、あの子は完全にモンスターでは無い。
ニンゲンでもある。」



「つまり、動かなくなった…仮死状態のあの人のソウルにケツイを注入すれば、生き返る事が出来、ニンゲンでもあるから身体が溶けずに済むかも、って事ですか？」

「…heh、よく分かってるじゃないかbruh？
理屈じゃあそうだ。ただ前例が無いからな、上手く行くとは限らない。それでもやるか？」

何故かニヤニヤしたような顔で此方を伺って来る。
此方は真剣なんだが…
勿論、答えは決まっている。





「…やります、それが最善だと思うので。」


「…Bruh、分かった。それじゃ早速準備に取り掛かるからな、その辺で待機でもしといてくれ。

なんなら、外に出ても良いんだぜ？」

「…お気遣いどうも、俺は此処で待たせて貰いますね、


…頼みますよ…？」





「…分かってるぜbruh！」


そう言うとエピックはまた、奥の部屋へと姿を消した。

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