4度目の人生では愛されたかった〖nightmare!Sans〗

7話 頼り ページ8

それからも、色々なAUの世界線を回ったが、何処もお手上げ状態だと言う。頼りにならない。

このままでは時間を浪費するだけでこの人を蘇生することが出来ない、と俺は焦った。



…こう言う時は1度冷静になって考えると何か浮かぶかもしれない…
何処かに頼りになりそうな世界線が無いか考えてみた。






──心当たりのある場所が合った。やはり焦っていると良いことは無いんだな、と密かに思う。


思い立ったがなんとやら、だ。
俺は直ぐにそこのAUへと向かった。












──エピックテールである。



┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈


俺は、専ら休憩中であったであろうエピックの前へと姿を現した。


「…！？………おー、久しぶりだなbruh？
─おい、手に持ってるのは…もしかしてニンゲン……なのか？」



「…んー…実は───」



俺は今まであったことを全て話した。
ナイトメアから急に渡されたこと、
蘇生しろと無茶を言われたこと、
この人がニンゲンでは無かったこと、
どのAUでも無理だと言われたこと、等々だ。

「あー…お前も大変だったんだな…
俺も興味出てきたし、とりあえずソイツ見てやるから貸しな」

「本当に申し訳ない…頼みます」


そう言って渡すと、エピックは奥の部屋へと向かって行った。



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此処で登場するエピックテールは
物語が始まる例の事件前の世界線だと認識して頂けると有難いです。

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