《イナイレ》トリップかぁ、よくあるよねぇ、うん…うん？更新困難状態 (ページ10)

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８話《ふおぉおぉぉぉおおおぉぉ！》ページ10

A「……………………。」

これから暮らすことになる
家の前に立ち、
思わず絶句する。

なんじゃ、
この広大な面積は……。

何坪あるか、
推定すらできない。

最低でもいえるのは、
1000坪近くありそうだ、
ということくらい。

あとは、なんとも
コメントできない。

神「((ｸｽｯ

A、いいかげん、
自分の家の前に立って
ぼうぜんとするの、
止めたらどうだ？」

神童がクスクス笑いながら
私に言う。

あ、いつもやってることに
なってんのね。

A「いや、だって、
香月の家とか行くたび思っちゃって。

うちって、すごい異常だなぁって。」

神「普通じゃないだろうな。」

小っちゃいアパートの
一室に住んでた私からしたら、
いったいなんのじまんだよ、
とか少し思う((←

～香月ＳＩＤＥ～

香月「できたよ、お兄ちゃん♪」

どうも♪

蘭くんと同居なんていう、
めちゃくちゃオイシイ
状況にいてマックス幸せな、
香月です♪

ただいま、晩ご飯を
作ってたんです。

え？なんでかって？
ふふっ、よくぞ聞いてくれた！

じつは、蘭くんの両親が、
ふたりとも出張で、
明後日まで帰らないのだー！

フッハッハッハッハァッ！
好き放題やってやるんだから！

蘭「ありがとな、香月。

母さんたちが出張の日は、
いつもやらせちゃって……
ごめんな？((ｳﾙｯ」

ふおぉおぉぉぉおおおぉぉ！

自覚しているのか、蘭くん!?

とにかくッ！蘭くんのウルウルお目め
＆上目遣いでの「ごめん」、
いただきましたッッ！

やばい、このトリップ最高((←

香月「そんなことないよ。
一般常識にそってるだけ。

女の子が料理するっていう
イメージのほうが、
強いでしょ？」

蘭「……うん。」

しょぼん、となる蘭くん。
どうした、どうした蘭くん!!

香月「どうしたの？お兄ちゃん。」

蘭「なあ、香月……。

おれ、そんなに
女みたいなのか？」

そ、そうきたか……。

もし妹設定じゃなかったら、
遠慮なく「うん、まじ可愛いよ。」
とかって言ってたかもしれないが、
いまは妹設定。

ここは否定してあげるべきだ！

香月「そんなことないよ。
またそんなこと、気にしてるの？」

蘭「えっ……。」

香月「まあ、ちょっと
女の子っぽい顔たちだけど……

でも！お兄ちゃんは、
ちゃんと男のこだから！」

蘭「……ありがとう、香月？((涙目＋上目使い」

「男の子」じゃなく、
「男のこ(娘)」だよ？
蘭くん。