《イナイレ》トリップかぁ、よくあるよねぇ、うん…うん？更新困難状態 (ページ5)

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３話《自称・神》ページ5

香月「どうしよう！
ねえ、どうしよう、A！

とうとう来ちゃったよ、トリップ展開!!」

A「あー……トリップかぁ……。

……………………………………………へえ……。」

この人、これからどうするつもりだ。

目をキラキラさせて、
なにやらぶつぶつ言っとるが……。

とにもかくにも。

A「このへん、歩いてみよ。

で、ここがどこか確かめる。」

香月「ＯＫ！

円堂くんとか立向居くんとか吹雪くんとか、
あとｇ((A「以下略。」

う……。
と、とにかく！会うかもしれないよね！」

A「分かったから。

ほら、行くよ。」

これだから、
全然安心できないんだよ……。

公園を出ると、
アニメのイナズマイレブンで
見た通りの道だった。

いや、それ以上にリアリティがある。

……あ、そういえば。

A「ねえ、これ訊くの、

ちょっと遅かったかもなんだけどさ。」

香月「？どうしたの？」

A「なんで香月、髪の色変わってるの？

目も。」

香月「あ、そうそう。」

香月も自分のツインテの片方をつまみ、
首をかしげる。

香月「なんだろうね。わかんない。

変装じゃない？」

A「は？」

香月「きっとわたしら、
実はテレビに映ってるんだよ！

で、現実世界と同じカッコじゃ、
クラスメートとかにバレるから！」

A「じゃあ、私はバレていいわけか。」

香月「ああ、それもそうだね……。」

私の見た目は、ほとんど変わっていない。

ちょっと背は縮んだけど。

香月「じゃあ、なんなんだろう……。」

香月が腕を組んで考え込んでいると。

どこかで携帯が、激しく鳴った。

A「誰の？」

香月「わ、わたしのだ。」

香月がポケットから携帯を取り出し、
耳に当てる。

香月「はい、もしもし。佐々木です。」

？『やあ、トリップ少女たちよ！

わたしは神だ！』

香月「…………………………。

ねえ、自称・神から、電話がかかってきた。」

A「アフロディじゃないんだね？」

香月「うん。」

ややこしくなってきたぞ、状況が。