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綺麗なツルツルした黄緑色の布で着飾って
髪をふわふわに巻いて軽く横に寄せて
綺麗なメイクでお顔を仕上げたらあら不思議
「まじでお姫様みたいや…」
綺麗なお姫サマの出来上がり
『うぅゾム〜緊張してめっちゃ震える…』
自分の膝が嫌でも小刻みに震えてるのが分かる
そんな私を見兼ねてゾムは私の両手を握った
「大丈夫やで。A凄い綺麗。それにあれだけ練習したやろ？」
こくりと頷く。
ゾムの厳しい(色んな意味で)レッスンやゾム母に教えてもらった社交辞令など1週間で体に叩きつけてきた。
「Aそろそろ時間やで」
ゾムの声が耳に入る。安心する。
『うん』
ゾムの腕に自分の腕をキュッとまわして隣を歩く
最初は恥ずかしくて慣れなかったし、ヒールなんて履いたことなくて歩きずらかったなぁ…なんて
扉を潜りゾムが色んな貴族の方と挨拶をする中で
私もゾムの婚約者として一緒に挨拶していた
すると
「…ゾム…様。」
少し震えた凛とした可愛らしい声。
そちらを振り向くととても育ちの良さそうな茶髪で黄色いパッチリした目が特徴的な女の子が居た。
目が合った瞬間彼女はニコリと微笑み私にお辞儀をした
その瞬間ハッとして私も急いで会釈をした。
雰囲気で分かる。きっとゾムの婚約者になるはずだった人だ。
やっぱり10何年間令嬢として生きてきたんだ
話し方、振る舞い方、全てが私より遥かに優れていて自分が恥ずかしくなる
「ご挨拶申し上げます。紗倉家の長女、紗倉みきで御座います。」
「みき様、ご無沙汰してます。こちら紹介致します。私の婚約者の、AAさんです。」
ゾムがバリバリ敬語なのがほんとにビックリして動揺してしまいそうになった
『ご紹介にあずかりました、AAで御座います。』
45度の綺麗なお辞儀を意識して頭を下げる。顔を上げた時に見たみきさんの顔はとても傷ついていた
それでも笑顔を崩さないのが凄い。ずるい。
「ぅあ…っ……し、失礼します。」
彼女がここを立ち去る時に見た顔は
静かに泣いていた
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おいも(プロフ) - なコさん» 一応朝顔の花言葉の「愛情」や、青い朝顔の花言葉の「儚い恋」など、色々掛け合わさせてもらいました。お褒めの言葉嬉しいぃぃ！モチベ上がりました！読んでいただきありがとうございます！ (2020年12月6日 2時) (
レス) id: d618b2996d (このIDを非表示/違反報告)
おいも(プロフ) - 鮭鍋eVentさん» 読んでいただきありがとうございますぅぅ！モチベ上がりました！頑張ります！ (2020年12月6日 2時) (レス) id: d618b2996d (このIDを非表示/違反報告)
なコ - あおいアサガオって痣？あ、ヤバイほうこうに頭がいってしまった！すんません。マジでこの作品ええわぁ〜…夢主ちゃんとかちょーかわええし！三角関係？とかシリアスとかいい感じにあって！でも謎が多くて…ほんまに読み甲斐があるいい作品やで…更新頑張って下さい！ (2020年12月5日 23時) (レス) id: 5cc4ee344d (このIDを非表示/違反報告)
鮭鍋eVent(プロフ) - えぇ…？好きですわぁ…。頑張って下さい！主人公可愛… (2020年12月5日 14時) (レス) id: 1d274a3409 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おいも | 作成日時：2020年10月13日 12時
