ずっと側で…..。

story29~隆二side~ ページ29

臣が 帰った途端、Aの表情が

変わった？







口に付いてるから 取ってあげようとしたら

避けられた………







何だよ。







臣には 頭撫でられてたくせに。



しかも、仕事仲間って……(怒)








A「 隆二君は 大切な仲間ですよ!?」







やめろ……もう、……やめてくれ。

聞きたくない……

頭が 心が おかしくなりそうだ………







A「…隆二君!?………大丈夫!?」







隆「………(ﾎﾞｿ)Aのせいだろ…」





A「え？ごめん、聞こえなかった。」









隆「 っっ!!! Aのせいだって言ったの!!!」






A「 (ﾋﾞｸｯ)っっ!!ごめんなさい………」







言ってしまった………Aは 何も 悪くない

のに、 耐えれないからって Aに

強く あたってしまった。






隆「…A。」




優しく 声をかける…




隆「A。ごめん、こっち見て？」







Aの肩が、震えていた。



A「……っ…………」






隆「 A？」



A「…ご、ごめん。わ、私 隆二君を

怒らせてばかりだね。

ごめんね。」




隆「 A。謝らなきゃいけないのは

俺だよ」






泣いてるAを 抱き締めることも

出来ない。

大切な人を 泣かせてしまった。






Aが、立ち上がり 俺から 離れて行こうとした。





このままじゃ ダメだ。





とっさにAの手を 握った。





A「……隆二君。離して下さい。」







隆「…嫌だ。今 離したら 後悔する。」









隆「A。………………好きだ。」








A「 やめてくださいっ!!私の事なんか

好きにならないでっっ!!」





隆「 …何回も、諦めようとした。でも、

無理だった!!」







A「 やめてください!!離してっ!!」




隆「やめない!!絶対!! Aが

俺に振り向くまで!!」

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