検索窓
今日:28 hit、昨日:0 hit、合計:477,316 hit

第三十五話 私は救う事にした ページ40

________。



最終戦別の夜が次々と過ぎていって、ついに最終日の夜になりました。



すごくあっという間だった気がするよ…



ちなみに私は最初の鬼を倒して鬼と一人も出会っていない。



確か、原作通りに考えると錆兎が鬼を皆殺しにしてるはず…



そして、この最終選別で錆兎以外の全員が受かるんだよね



そんな事を考えながら私は月を見上げた



『……あ、もう夜か』



私は山菜と幼虫を齧りながら考える



多分…今日に錆兎は殺される____。



『絶対に…殺させないんだから!』



私はそう呟いて駆け出した


________。



『……いたっ!』



一時間ほど走ってやっと錆兎を見つけることが出来た



どうやらあの年号鬼と戦っている真っ最中らしい…



間に合ってよかった、とほっ…とため息を付く



そして再度、錆兎達の戦闘を見つめる



今は錆兎があの鬼を押しているみたいだ



次々と年号鬼の伸びる手を切っていく彼の刃筋はとても綺麗だ



そんな事を思いながら私は刀を握りしめ間合いに入って錆兎が年号鬼の首を切ろうとした瞬間、静かに刀を構えた




きっと、錆兎は一生懸命、必死に努力してきたんだろう



そうでもなきゃ…あんな綺麗な刃筋にはならない



でもね…



「ッ!」



努力は幾らしたって足りないんだよ…



錆兎の刀が折れたのを確認し、私は深く息を吸い肺に空気を送り込んだ



「ヒヒッ!」



驚いた顔で折れた刀を見つめる錆兎を年号鬼が高らかに笑う



そして、年号鬼は錆兎の頭を握り潰した



______筈だった



しかし、その運命は私というイレギュラーが現れることで変わったのだ



『……ごめんね、君のことを悪く言う訳じゃないけど此処で成仏してくれ』




夜の呼吸___弐の型___星影殘




静かに技を放つとその斬撃は鬼の頸を切り裂いた



_________。


【弐の型 星影殘】


星影殘(ほしかげざん)と読みます


刀から斬撃を放つ型です


複数放つことも可能ですが、その分威力が弱くなります


__________。


ちなみに頸(首)です!

第三十六話 死んだはずだ→←第三十四話 朝ごはんを食べた



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (270 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
607人がお気に入り
設定タグ:鬼滅の刃 , 愛され , 転生   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

金平糖兎(プロフ) - 紅華さん» 了解しました!納得いかなかったので、ここはもう一回書き直しますね (2019年8月4日 12時) (レス) id: 271afb9c67 (このIDを非表示/違反報告)
紅華(プロフ) - 師匠を観察してみたのところなんですけど画像が見えません。改善していただけませんか? (2019年7月26日 13時) (レス) id: b5a3a3f5a1 (このIDを非表示/違反報告)
とある者 - あの狐さんははなむぐりさんが描いたものです。自作発言ととられかねないので名前は入れましょう。下手したら本当に起こられてしまいます。それとは別に応援してるので頑張ってください (2019年7月24日 16時) (レス) id: 78dce90340 (このIDを非表示/違反報告)
布袋尊(プロフ) - おう! (2019年7月23日 23時) (レス) id: 4e763fa650 (このIDを非表示/違反報告)
金平糖兎(プロフ) - ありがとう!がんばります!・ω・ (2019年7月23日 22時) (レス) id: 5fd05a29f1 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:金平糖兎 x他1人 | 作成日時:2019年6月15日 18時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。