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第三十一話 怪我をした事がバレた ページ36

「自分で自分を切るとか馬鹿なんですか…?」



『うわちょっとその視線止めて心が辛い』



あの後、Aは苺に手当をしてもらう事にした



しかし、かなり深く切ってしまったようで、包帯を巻いてもなお、血が滲んでいた



包帯を再度蒔き直しながら苺はAに問う



「A姫様は何でそんな鬼殺隊になりたいのですか?」



『うーん?…野望?』



首をひねりながらAは答える



「野望って……どんなですか?」



『運命を、変えるため…かな?』



「うんめい…?」



訳が分からないという顔をしている苺にAは微笑んだ



『まぁ……時が来たら話すよ。私のすべてっ!』



そう言ってAは縁側に寝そべって、月に向かって手を伸ばす



その姿はまるで無邪気な幼い子供のようだった



「……A様…」



苺は不思議そうな顔をしていたがそのうち、ゆっくりと微笑んだ



「(いくらでも待とう……それが、僕の役目だから)」



そう思い、Aと共に月を見上げる




その日の月は、とにかく幻想的で美しかった。



___________。



「えー……A姫様っ!此処で寝ないでください!此処!縁側!外!起きてくださいっ!」



『……すぴー』((眠



「ダメだ全然起きないこの人!」



その後、苺が必死にAを担いで部屋へ運んだ、



苺いわく、


「意外と重かった」



らしい。


_________。


『重くないしっ!筋肉だから!』



「でもなんかプニプニしてました。あれは完全に脂肪です」←



『………何触ってんだ変態!キモい!』



「あれ、何かすごく貶されてる?」



ちょっとショックを受けた苺であった。

第三十二話 私は驚いた→←第三十話 帰ってきた



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設定タグ:鬼滅の刃 , 愛され , 転生   
作品ジャンル:アニメ
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金平糖兎(プロフ) - 紅華さん» 了解しました!納得いかなかったので、ここはもう一回書き直しますね (2019年8月4日 12時) (レス) id: 271afb9c67 (このIDを非表示/違反報告)
紅華(プロフ) - 師匠を観察してみたのところなんですけど画像が見えません。改善していただけませんか? (2019年7月26日 13時) (レス) id: b5a3a3f5a1 (このIDを非表示/違反報告)
とある者 - あの狐さんははなむぐりさんが描いたものです。自作発言ととられかねないので名前は入れましょう。下手したら本当に起こられてしまいます。それとは別に応援してるので頑張ってください (2019年7月24日 16時) (レス) id: 78dce90340 (このIDを非表示/違反報告)
布袋尊(プロフ) - おう! (2019年7月23日 23時) (レス) id: 4e763fa650 (このIDを非表示/違反報告)
金平糖兎(プロフ) - ありがとう!がんばります!・ω・ (2019年7月23日 22時) (レス) id: 5fd05a29f1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:金平糖兎 x他1人 | 作成日時:2019年6月15日 18時

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