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第十五話 大悪魔だった ページ17

私達は育手の桜橋さんに連れられ庭に来ていた




桜橋さんってナヨナヨしてるけど強いのかなぁ…




「えっとなぁ……あそこの木を切ればええか?」




『はい、早くしてください』




「今やりますぅー!」



ぶーぶー言いながら桜橋さんは刀を構えた




「…ぜんしゅーちゅー!スゥ……桜の呼吸、壱の舞 桜剣舞っ!」




数十撃の刀が一瞬の内に舞った




『わぁ…』





「えっ…」





一瞬たってその木を見るともう粉々になっていた




こっわ…桜の呼吸、つっよ…




苺くんもこれほどまでとは思ってなかったらしくアワアワしている




うん、可愛い




それにしても壱の型でこれくらいの強さなら…柱っていうのもあながち嘘じゃない…かな




『桜橋さん、意外と強かったんですね』




「意外と、ってなんや!俺は強いし!」




ベーっと舌を出す桜橋さん



いや、子供か




「あの…僕達その呼吸を習得したいんですけど、どうすればいいですか?」




「んー、そやなぁ…あの山を一時間で往復して帰ってきたら考えてやってもええで」




桜橋さんが指差したのは雲までてっぺんが届くんじゃないか、ってくらい高い山




えっ……私も足は早いけど、あそこまでは…




苺くんも絶句してしまっている




「あのな、俺の二つ名、知っとるか?」




絶句している私達を見て桜橋さんは面白そうに言った




『…何なんですか?』




嫌な予感がしたけど一応聞いてみた




「【桜の吹雪人】と【災厄の育手】や



俺の修行はきっついで?




覚悟しとけよ?」




ふらりと倒れそうになった




最初はただの酒好きなジジイにしか見えなかったのに今は悪魔の角と尻尾が生えた大悪魔に見えました、まる





『はは……苺くん、覚悟決めよ?』




「うう…頑張りますぅ…」




この修業は主要キャラに会う為の最初の難関なんだ!





やってやる!




『…桜橋さんも覚悟しといてね?』





「おう、期待しておくわ」





と言って桜橋さんは笑った






そして、今日から私達の地獄の特訓が始まったのであった

第十六話 180度開脚をした→←第十四話 自己紹介をした



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設定タグ:鬼滅の刃 , 愛され , 転生   
作品ジャンル:アニメ
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金平糖兎(プロフ) - 紅華さん» 了解しました!納得いかなかったので、ここはもう一回書き直しますね (2019年8月4日 12時) (レス) id: 271afb9c67 (このIDを非表示/違反報告)
紅華(プロフ) - 師匠を観察してみたのところなんですけど画像が見えません。改善していただけませんか? (2019年7月26日 13時) (レス) id: b5a3a3f5a1 (このIDを非表示/違反報告)
とある者 - あの狐さんははなむぐりさんが描いたものです。自作発言ととられかねないので名前は入れましょう。下手したら本当に起こられてしまいます。それとは別に応援してるので頑張ってください (2019年7月24日 16時) (レス) id: 78dce90340 (このIDを非表示/違反報告)
布袋尊(プロフ) - おう! (2019年7月23日 23時) (レス) id: 4e763fa650 (このIDを非表示/違反報告)
金平糖兎(プロフ) - ありがとう!がんばります!・ω・ (2019年7月23日 22時) (レス) id: 5fd05a29f1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:金平糖兎 x他1人 | 作成日時:2019年6月15日 18時

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