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第九話 守ると决めた ページ11

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__________。


「A姫様……何処にいらっしゃるのですか?」



淡いピンクの髪色をしてメガネを掛けた少女らしき少年は呟きながらヨロヨロと歩いていた



少年が探しているのは一年前に行方不明になったA姫だ



少年は幼いころAに救われておりそれ以降、Aに忠誠を誓っていた



Aもまた少年を信頼していた



だが



一年前



悲劇は唐突に訪れる



Aたちの屋敷が鬼に襲われたのだ



少年は遠目からその様子を見つめていることしかできなかった



そしてその時見たのだ



屋敷から飛び出して走っていくAの姿を



「ッ!A様っ…」



すぐさま名前を呼び駆け寄ろうとしたがその時様々な思いが少年の足を止めた



きっとA姫は「自分の親の喰われているところを俺が見ていたのになんで助けられなかったの!」と怒るだろう



絶望するだろう



涙を流すだろう



もしかしたら自害…なんてことも考えるかもしれない



「嗚呼…僕なんて…」



死んだほうがマシだ______。



と思い、自分の首を締めた



「ううっ!」


意識が遠くなる前、少年は”生きたい”と思ってしまった



それ故に首を締めていた手を離したのだ




「うううっ!」


少年は涙を流した



それは悲しかったからではない



悔しかったのだ



憎かったのだ



恩人の親を見捨ててまでも自分を守りたい自分が。



「A姫様……僕は決めました…」



少年はその時决めたのだ



誰よりも強くなってAを守る…と



そして一年が経ち



少年…もとい夢木 苺はお腹が空いて死にそうになっていた



保存食として持っていた干し肉も、もう無い



「A姫様……何処にいらっしゃるのですか?」



そう呟いて少年は意識を失った



_____________。



『あらら、綺麗な美少女が倒れてる。禰豆子ちゃんにも負けず劣らずだね………っと…とりあえず宿屋に運びますか…』



_____________。








夢咲 苺 ユメサキ イチゴ


幼いころAに命を救われた

夜月家の使用人

性別は一応、男

だが見た目は完全に女子

いわゆる男の娘

Aの2つ上

第十話 昆布入りおかゆを作った→←第八話 隣町を目指すことにした



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設定タグ:鬼滅の刃 , 愛され , 転生   
作品ジャンル:アニメ
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金平糖兎(プロフ) - 紅華さん» 了解しました!納得いかなかったので、ここはもう一回書き直しますね (2019年8月4日 12時) (レス) id: 271afb9c67 (このIDを非表示/違反報告)
紅華(プロフ) - 師匠を観察してみたのところなんですけど画像が見えません。改善していただけませんか? (2019年7月26日 13時) (レス) id: b5a3a3f5a1 (このIDを非表示/違反報告)
とある者 - あの狐さんははなむぐりさんが描いたものです。自作発言ととられかねないので名前は入れましょう。下手したら本当に起こられてしまいます。それとは別に応援してるので頑張ってください (2019年7月24日 16時) (レス) id: 78dce90340 (このIDを非表示/違反報告)
布袋尊(プロフ) - おう! (2019年7月23日 23時) (レス) id: 4e763fa650 (このIDを非表示/違反報告)
金平糖兎(プロフ) - ありがとう!がんばります!・ω・ (2019年7月23日 22時) (レス) id: 5fd05a29f1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:金平糖兎 x他1人 | 作成日時:2019年6月15日 18時

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