検索窓
今日:1 hit、昨日:2 hit、合計:93,081 hit

第八十六話 怒った ページ30

______。



「では柱合会議を…」



「ちょっと……待ってくださぁぁぁい!!」



隠の人を押しのけて炭治郎が戻ってきた



「その傷だらけの人にっ!頭突させてもらいたいです!絶対に!




禰豆子を刺そうとした分だけっ!絶対にっ!





Aさんが大太刀を投げてくれなければ、禰豆子のことを必ず刺してましたよね!?





だからっ!頭突きさせてください!」




「……うっ…さい!」



隠の人が必死に彼を抑えようとしているが、全く効いていない




「離してくださいっ!




頭突きならっ!隊立違反にならないはずっ!





うっ!げばっ!うっ!」



炭治郎の頭に無一郎くんの投げた石が三回ほどヒットインした




「……お館様のお話を遮ったら、駄目だよ」



うわぁ、めっちゃ怒ってるっ!



「申し訳ございませんっ!」



「申し訳ございませんっ!お館様っ!」



「時透さま!申し訳ございませんでしたっ!」



隠の人、ずっと平謝りしてる……よっぽど怖いんだろうなぁ



柱が怖がられる理由がこれだよねー…



あ、そうだ



『隠の人、手出して』



「あ、夜月さま……はい…?」



『あげる、塩飴。これから蝶屋敷まで炭治郎たち運ぶんでしょ?頑張ってね』



「はっ、はいっ!」



その時、彼の手の中から塩飴が一つ落ちた



「……おい」



『……え、苺くん?』



キャラ変わってるよ!?



「Aさまに貰ったもの一つでも落とすんじゃねぇよ……本来なら跡形も残らずにぶっ潰すとこだが…」



一瞬だけ、苺くんは私の方を見た



「Aさまがもういいよ、っていう顔してるから許してやる。次はないと思えよ?なぁ、隠の後藤くん?」



「ヒッ……ひぇぇぇっ!」



「申し訳ありませぇぇぇぇんっ!夢咲さまっ!」



ああ……私の努力が…。



それに全然、態度が優しくないよ……



そして、そこで優しさ残しても意味ないよ苺くん…



「早く下がれ」



「はっ、はぃぃ」



やっと隠たちが炭治郎を抱えて去ろうとした時、



「炭治郎、珠世さんによろしく」



と、声が聞こえた



バッと顔を上げて、炭治郎を見ると驚いた表情を浮かべていた



まぁ、そりぁ驚くわな。



『またね、炭治郎』



彼に最後に手を振っておいた。



帰り際って地味に第一印象の中でも、大切だからね。





________。

第八十七話 本格的に始まった→←第八十五話 納得した



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (200 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
447人がお気に入り
設定タグ:鬼滅の刃 , 愛され , 転生   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

金平糖兎(プロフ) - りんさん» そんなに褒められて照れちゃう(*´ω`*) (2020年4月8日 8時) (レス) id: 1d47fc39b4 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - 絵が可愛い話も面白い(((o(*゚∀゚*)o))) (2020年4月7日 14時) (レス) id: f011f41edf (このIDを非表示/違反報告)
金平糖兎(プロフ) - りんさん» ありがとうございますぅぅぅっ!今、続編を執筆中なので早めに出せるようにがんばりますね! (2020年4月7日 14時) (レス) id: 1d47fc39b4 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - 続きが楽しみにしてます( ^▽^) (2020年4月7日 12時) (レス) id: f011f41edf (このIDを非表示/違反報告)
金平糖兎(プロフ) - 注意ありがとうございます!直しますね (2020年2月11日 22時) (レス) id: f23abe3579 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:金平糖兎 | 作成日時:2019年11月1日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。