第八十二話 賛成した ページ25
_________。
「……僕はなんでも良いです。Aさまが了承されるのであれば」
『…え、私!?……えっと私は、賛成です』
「俺もです、お館様。炭治郎は俺の継子ですから」
苺くんの言葉に続き、賛成の言葉を口にする私と錆兎。
それに被せるように小芭内が口を開く。
「信用しない、信用しない。そもそも鬼は大嫌いだ」
「心より尊敬するお館様であるが理解できないお考えだ!!全力で反対する!!」
「鬼を滅殺してこその鬼殺隊。竈門・鱗滝両名の処罰を願います」
うわ、出たよ過激派。
気持ちはわかるけどさぁ…
「…数名、納得できない子どもたちがいるみたいだね……では、手紙を」
「はい
こちらの手紙は元柱である鱗滝左近次様から頂いたものです。一部抜粋して読み上げます。
炭治郎が鬼の妹と共にあることをどうか御許しください。
禰豆子は強靭な精神力で人としての理性を保っています。飢餓状態であっても人を喰わず、そのまま二年の歳月が経過いたしました。
俄かには信じ難い状況ですが紛れもない事実です。もしも禰豆子が人に襲いかかった場合は、竈門炭治郎及び、
鱗滝左近次、冨岡義勇、鱗滝錆兎、夜月Aが腹を斬ってお詫びいたします」
『……え?』
ちょっと、鱗滝さん私にアポ取ってなくない…?
「……(え、俺?)」
なんか義勇も少し驚いたような顔してるし!
「…切腹するから何だというのか。死にたいなら勝手に死に腐れよ。何の保証にもなりはしません」
「不死川の言う通りです!人を喰い殺せば取り返しがつかない!殺された人は戻らない!」
その言葉を聞いて苺くんがため息をつく
「……はぁ…Aさまも賛成のようだし、僕も賛成側につきます…反対派の方たちはその鬼が人を絶対に喰わないことを僕が証明したら同意してくださいね?」
「……良いだろう!その時は俺も全力で賛成しよう!」
ええ…苺くんどうするつもり…
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金平糖兎(プロフ) - りんさん» そんなに褒められて照れちゃう(*´ω`*) (2020年4月8日 8時) (レス) id: 1d47fc39b4 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - 絵が可愛い話も面白い(((o(*゚∀゚*)o))) (2020年4月7日 14時) (レス) id: f011f41edf (このIDを非表示/違反報告)
金平糖兎(プロフ) - りんさん» ありがとうございますぅぅぅっ!今、続編を執筆中なので早めに出せるようにがんばりますね! (2020年4月7日 14時) (レス) id: 1d47fc39b4 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - 続きが楽しみにしてます( ^▽^) (2020年4月7日 12時) (レス) id: f011f41edf (このIDを非表示/違反報告)
金平糖兎(プロフ) - 注意ありがとうございます!直しますね (2020年2月11日 22時) (レス) id: f23abe3579 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:金平糖兎 | 作成日時:2019年11月1日 22時