転生したら大正時代にいて、しかも原作が始まった【鬼滅の刃】 (ページ22)

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第七十九話隊律違反だったページ22

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「それなら鱗滝と冨岡はどうするのかね。拘束もしていない様に俺は頭痛がしてくるんだが。胡蝶めの話によると隊律違反は彼らも同じだろう。どう処分する…どう責任をとらせる……どんな目に合わせてやろうか」

蛇柱伊黒小芭内。

「まぁいいじゃないですか、大人しくついてきてくれましたし。処罰は後で考えましょう。それより私は坊やの方から話を聞きたいですよ」

蟲柱胡蝶しのぶ。

そう言われ、炭治郎は声を出そうとしたが、顎を痛めているので一言も発せなかった

「……水を飲んだ方がいいですね。顎を痛めてますからゆっくり飲んで。鎮痛薬が入っているため楽になります。怪我が治ったわけではないので無理はいけませんよ」

しのぶちゃんに水を飲ませてもらい、やっと炭治郎は話し始めた

「…俺の妹は鬼になりました。だけど、人を喰ったことはないんです。いままでも、これからも。人を傷つけることは絶対にしません」

……うーん、証拠はないよね。

私は禰豆子ちゃんが人を傷つけないことを知っているけど、他の柱たちは何か確証が得られるものがないと信じないだろうし。

……それに。

「くだらない妄言を吐き散らすな。そもそも身内なら庇って当たり前。言うことすべて信用できない。俺は信用しない」

「あああ…鬼に取り憑かれているのだ。早くこの哀れな子供を殺して解き放ってあげよう」

今の柱たち、炭治郎へと信用度０％なんだよなぁ…

悲鳴嶼さんは物騒だし…

「聞いてください！！俺は禰豆子を守るために剣士になったんです！禰豆子が鬼になったのは二年以上前のことで、その間禰豆子は人を喰ったりしていない！」

「話が地味にぐるぐる回ってるぞアホが。人を喰ってないこと、これからも喰わないこと。口先だけでなくド派手に証明してみせろ」

証明…。

そうだ、証明しないと。

禰豆子ちゃんが決して人を喰わないことを！

『……まぁ、ここは…』

一肌脱いであげますか！

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ところで実弥、何処行った？

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