･体調が悪い時は ページ6
．
朝。隣には愛しいAがいる。
僕はベットから立ち上がり、もうすぐ起きるであろうAのために、紅茶を作った。
もちろん僕はコーヒー。
ｶﾁｬｯ
『おはよ…』
お姫様のお目覚めだ。
「おはよう。紅茶作ってあるよ」
『ありがと…』
いつもとはなんだか違うAに多少違和感は覚えたが、僕はいつものようにAに朝ごはんを作ってもらっていた。
『朝ごはんちょっと待ってね、今日は朝、いつものでいい？』
「うん、いいよ。ありがとう」
ソファに座り、いつものようにテレビを見る。
数分も経たないうちに、リビングは僕の空腹を煽るように美味しそうな匂いでいっぱいになっていた。
．
『はい、できたよ。最初にお味噌汁から飲んでほしいな。味変えたから。』
「味変えたの？」ｺﾞｸｯ
冷えきった体に味噌汁が染み渡る。
確かに、いつもよりまろやかだ。
「美味しいよ。」
『ほんとっ！よかった、じゃあ私先に洗濯干すね』
「あれ、昨日してなかったの？」
『そうそう、溜めちゃったからいっぱいあるの
だから今日ご飯は後回し〜』
…おかしい。
いつもAは洗濯を夜に必ず回す。
昨日、僕は大会前で練習も遅くて、23時に帰って
倒れるようにベットに入った。
Aの状態も昨日は1日中いなかったため、わからない。
「…A？」
もしかしてと思い僕が近づこうとすると、
ｽﾀｯ
ｽｯ
…ｽﾀｯ
ｽｯ
近づくと、後ろに退くA
あからさまに避けるAを見つめ、
「なんでそんなに避けるの」
思い切って聞いてみた。
『なんでもないよ』
…言うと思った。
彼女は頑固だ。
「じゃあなんで近づかせてくれないの？」
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yondogn(プロフ) - まりもさん» わわわわ！初のコメント、！嬉しいです(；＿；)駄作ですが是非これからもよろしくお願いします。リクエスト、承知致しました！ありがとうございます！ (2020年5月1日 16時) (
レス) id: 974e646ada (このIDを非表示/違反報告)
まりも - はじめまして！いつも楽しく読ませていただいています^ ^リクエストなのですが、羽生くんが体調崩して看病されるお話も見てみたいです…！可能であればぜひお願いしますm(__)m (2020年5月1日 16時) (レス) id: 15adfb3783 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ユモマルン | 作成日時：2020年4月25日 15時
