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一緒にいた時間 ページ13

『煉獄先生、無茶言いますね』
 
 
「そうか?学生最後の文化祭、楽しまないと損だろう!」
 
 
2人しかいない生徒会室に煉獄の声が響く
 
しのぶは用事があると言って帰っていった
 
 
「波風少女は何かやりたいことないのか?」
 
 
『やりたいこと?そうですね…』
 
 
うーんと考えるAを煉獄は優しい目で見る
 
 
「(昔は当たり前だったのに)」
 
 
夫婦だった頃、よく2人でこうやって話していた
 
 
「(君は覚えているだろうか)」
 
 
『あっ!やりたいことあります!!』
 
 
Aの声にハッとした煉獄
 
 
『私、デートしたいです!!』
 
 
「デート…?」
 
 
『はい!!学生最後の文化祭でデートしたい!!』
 
 

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作者名:あーちゃん | 作成日時:2022年9月10日 11時

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