EXO's short storys (ページ29)

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「違う。逆の手」

右手を出そうとしたら、逆と、

え、左手？

左手…？

恐る恐る左手を上げると、遅かったのか手を掴まれた

「やっぱ、やめた」

「…え？」

「卒業してからな」

「…うん？」

「まぁ。いつも口には出してないけど

俺はAしかいらない。

Aがいい。

だから、離れんなよ。」

「…わかった、ありがとう。」

ううう。

さっきまで、苦しかったけど。

今は幸せでくるしいよ、

オッパ、ありがとう。

ちゃんとオッパに似合う女性になるようにがんばるね。

今度、オッパのお姉さん紹介してほしいな

--------卒業式---------

コンコン

「失礼します。」

「卒業式当日も遅刻ギリギリにくるなんて

不良生徒だな」

「…な、すみません」

「はは(笑)冗談」

「もう、オッパ～」

卒業という日をむかえました

あの日からオッパは１段とツンデレになった様な気がします。

ツンも酷くなったけど

デレもすごくなりました。

なんて、言ってるのしっちゃったらオッパ怒りそう

卒業式が終わり、クラスでの最後のHRも終わり

クラスの友達と最後のお別れをしていたとき

クラスの友達が

「ルハン先生が呼んでたよー」

と教えてくれた

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