EXO's short storys (ページ25)

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放課後

コンコン

「…失礼します」

入った途端彼の匂い

それがまた胸を苦しくさせる

「不良生徒さん、来ましたか」

あぁ、今日休めば良かったな。

昨日の今日で会うなんて

顔見るだけで泣きそうなのに

声まで聞いたら、耐えられない。

「さて、なんで遅刻した？しかもあの時間に」

「…寝てました」

ルハニオッパの事考えてて、辛くて、

なんて言えるわけない

「ふぅーん」

「じゃあ、なんでこんな目腫れてんの」

「それはっ…、

うつ伏せで寝てたからです。」

「…なぁ、さっきからなんで敬語なわけ、二人っきりだろ」

学校でも二人っきりになればついも通りでいたいとお願いしたのは私

バレたくないとずっと言ってオッパは、渋々許してくれた

「…なにも、ないです。」

はぁぁぁぁ。とため息をつく

「おい」

------ビクッ

いきなり低い声

怒ってる時の声だ。

声のトーンだけで機嫌がわかってしまうなんて。

それだけ私が好きだという証

辛い、

でも、それも。もう…。

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