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§ Story ページ21

イロハside



ヒリヒリとした痛みが、全身を襲う。



私はその痛みを感じて、重い目をゆっくりと開ける。





「あ、イロハちゃん。具合どう?」





徐々に目に映る世界のボヤが取れていき、横から聞こえた声が耳に届く。







何故か、その声が懐かしい。





「私も、詳しく今日の事覚えてないんだけど...。イロハちゃん、具合が悪くて知らないビルの屋上で倒れちゃったの覚えてない?」




「............何で、私の名前。」





私はわざと聞かれた質問に答えず、彼女の発する私の名前について触れる。




見覚えがあり、今日が初対面だとは何故か思えない懐かしさを感じているのだが、




確実に私は彼女と会ったのは今日が初だ。





「同じクラスなんだよ、私達。いつも、自分の意思をしっかりと持ってるイロハちゃんと仲良くなりたいなあって思ってたの。





...それに、気のせいかもしれないけど

イロハちゃん、ある人に似てるの。」







あぁ.........何となく、思い出したかもしれない。









「......1度しかその人には会ったこと無いんだけどね。」






この懐かしさは、



この見覚えは、






"私の"じゃない。







......私の中に入ってた、"彼"が残してったもの。







「今、あの人は何やってるのかな。」









それで、これもその彼が残してったもの。









「_______守ってるよ、君を。」

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キャンディット(プロフ) - 更新楽しみなんですけどどうしましょう (2018年9月16日 20時) (レス) id: 6ed818cf7f (このIDを非表示/違反報告)
キャンディット(プロフ) - ラムネン☆さん» こちらこそ、ありがとうございます。勇気が出なくて、後悔すること。ありますよね。共感できるようなら何よりです。これからも、幽なれをどうぞよろしくお願いします。コメント、ありがとうございました! (2018年3月3日 21時) (レス) id: 8583ad440a (このIDを非表示/違反報告)
アカツキ(プロフ) - ラムネン☆さん» コメントありがとうございます!!書いた人間として、素直に嬉しいです!!参考になったのなら何よりです!! (2018年2月22日 17時) (レス) id: ef5150885a (このIDを非表示/違反報告)
ラムネン☆(プロフ) - またまたすみません。怯えてないでやるって決めたらやりなさい!!ただ、あんたに勇気が無いだけじゃない!!!っていう言葉がすごく心に響きました。この小説、少し共感できる気がします!参考になりました!ありがとうございます(o^^o) (2018年2月22日 15時) (レス) id: 539221e456 (このIDを非表示/違反報告)
ラムネン☆(プロフ) - キャンディットさん» 2人ともですからキャンディットさんも上手です!!こちらこそよろしくお願いします♪ (2018年2月10日 11時) (レス) id: 539221e456 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:アカツキ&キャンディット x他1人 | 作成日時:2018年2月5日 15時

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