*Story ページ7
テルside
今俺は、こいつ、イロハの手を握って霊界へと向かってる。
イロハを殺して…………
霊界は、死んだ人が行くところ。
生きている人間は、こっちの世界には入れない。
だから殺した。
一見、残酷に見えるだろう。
何もしてないのに死んでるから。
だが、大丈夫なんだ。
なんでかはまた後で。
「ねぇまだ?」
不機嫌そうなイロハの声がする。
まぁ無理もないだろう。
人間界から霊界には、ものすごいスピードで向かっている。
体の浮遊感が気に入らないのだろう。
「もうちょっとだ。我慢しろ」
そのあとはお互い無言。
まぁそのほうが、俺にとっちゃぁ都合がいいが。
.
.
「着いたぞ。」
イロハの手をそっと離す。
普通だったら、自分が浮いてることにテンパるヤツが多いから。
だがイロハは……
「浮いてる… 死んだんだ私」
案外いけそうだ。
これならきっと、理解も早いだろう。
「今からお前には、俺と一緒に仕事をしてもらう。」
「仕事?」
だろーな。
「凶暴化した霊を止める。」
「凶暴化…?」
そこはどうでもよくね?
「まぁ簡単に言うと、普段いけない人間界に、制御がきかず行ってしまうことだ。」
「貴方は来たじゃない。他の霊も、結構来てるわよ。
私、いっぱい見てるし。」
「ッ!!」
こいつ。
痛いとこ突いてくる
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キャンディット(プロフ) - 更新楽しみなんですけどどうしましょう (2018年9月16日 20時) (レス) id: 6ed818cf7f (このIDを非表示/違反報告)
キャンディット(プロフ) - ラムネン☆さん» こちらこそ、ありがとうございます。勇気が出なくて、後悔すること。ありますよね。共感できるようなら何よりです。これからも、幽なれをどうぞよろしくお願いします。コメント、ありがとうございました! (2018年3月3日 21時) (レス) id: 8583ad440a (このIDを非表示/違反報告)
アカツキ(プロフ) - ラムネン☆さん» コメントありがとうございます!!書いた人間として、素直に嬉しいです!!参考になったのなら何よりです!! (2018年2月22日 17時) (レス) id: ef5150885a (このIDを非表示/違反報告)
ラムネン☆(プロフ) - またまたすみません。怯えてないでやるって決めたらやりなさい!!ただ、あんたに勇気が無いだけじゃない!!!っていう言葉がすごく心に響きました。この小説、少し共感できる気がします!参考になりました!ありがとうございます(o^^o) (2018年2月22日 15時) (レス) id: 539221e456 (このIDを非表示/違反報告)
ラムネン☆(プロフ) - キャンディットさん» 2人ともですからキャンディットさんも上手です!!こちらこそよろしくお願いします♪ (2018年2月10日 11時) (レス) id: 539221e456 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:アカツキ&キャンディット x他1人 | 作成日時:2018年2月5日 15時