祝・ハク生誕祭! ページ24
今日は8/9!
happybirthdayハク!
hoooooooo!!
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
「おめでとうございます、ハク!」
スウォンが癖のある前髪を揺らした。
「え……?」
突然のことに目を瞬くハク。
目の前のスウォンは、大きな箱を抱えて嬉しそうに微笑んでいる。
「今日はハクの誕生日でしょう?」
そこでやっと自分が今日、17歳になることを思い出した。
「あ、そーでしたね」
「毎年ハクは自分の誕生日を忘れてますよね」
「まあ、どーせ本当の誕生日じゃないですから。
あと、それなんですか」
スウォンが持っている大きな箱を示すと、彼は優しい面差しの顔を一層綻ばせて、箱をハクに差し出した。
「贈り物です!
開けてみてください!」
「う、受け取れませんよ、そんなん!
ジジイに知れたらどうなるか……」
慌てて首を振るが、スウォンは
「いいから! 開けてみてください!」
と箱を押し付けた。
そんな応酬が暫く続いたが、ついに根負けしたハクは、箱を開けた。
「……!!」
ーーーーーーーーーーーーーーー
続きます!
8人がお気に入り
「オリジナル」関連の作品
この作品が参加のイベント ( イベント作成 )
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ノルアン | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/akamate/
作成日時:2020年1月11日 22時