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第35話：おちたのは… ページ12
貴「っ…!!」
ヨナに…ハク…!!
ﾕﾝ「何この二人!死んでる!?」
ｲﾙｷﾞ「いや、死んではない。かすかにまだ息をしている。」
ﾕﾝ「めんどくさっ!俺にこの二人を手当てしろって言ってるの!?」
ｲﾙｷﾞ「俺はできねーからな。」
ヨナ…ヨナ…ヨナ…。
今わずか30cmと言う短い距離を挟んで私の視界にいるのが…ヨナ…。
ｲﾙｷﾞ「姫様?」
何?
この感じ…。
ずっと前にまるでヨナに会った事があるみたい…。
どうして?
私は今までずっと、遠くで見てきただけ。
こんな距離でこの子を見た事なんて…。
貴「っ!?」
何…!?
体が…うずく…!?←※変な意味ではありません
ﾕﾝ「ちょ、A大丈夫!?」
貴「う…ん、へーきへーき笑」
ちょっと体調が悪いだけよ、きっと…。
ｲﾙｷﾞ(……とても平気だとは思えない顔色だが…。)
ﾕﾝ「取りあえず、この二人…運ぼう。」
ｲﾙｷﾞ「ああ。」
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作者名：琥珀 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/adfsi/
作成日時：2015年4月6日 9時
