私のブラック本丸更生日記 (ページ7)

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翌日

？「初めまして。担当の柘榴が所用により来られないため、代わりにお迎えに上がりました」

インターホンがなって扉を開けると柘榴さん.....ではなく見知らぬお役人さん。そういや昨日迎え来れないかもって言ってたっけ

『初めまして、わざわざありがとうございます』

？「いえ平気です。それでは参りましょう」

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うーん、誰か転送間違えたかな？？

ボロくて切り傷に赤いシミが沢山の門。ドス黒い空気漂うでっかい屋敷に、全体的に枯れてる庭。

『(ぜってぇここ違うじゃん)』

あの役人め、何が「このゲートを潜れば貴女の本丸に着きます」だよ。

『えーと？こんのすけ〜？』

実は昨日、長義さんがとある本を置いていったのだ。審神者の基本とかが書いてある本。...を5冊ほど(全く同じ奴)

それには、審神者には一人一匹、こんのすけと言う管狐がいるらしい？ので駄目元で読んでみたら、来た

こんのすけ「あ、貴女が審神者様ですか！？いやしかし幼すぎ...？いやしかし！この本丸に来て下さった！政府はこの本丸を見捨てた訳では無かったのですね！！ううっ.....(泣)」

やかまし〜！

『それなんだけどね？私間違ってここに飛ばされたんだよ。だから今すぐホントの本丸に帰りたいんだけど、帰り方教えてくれない？』

こんのすけ「ガーーン！！」

口で言うのかそれ

こんのすけ「し、しかし、出れはするんですが、チュートリアルをクリアしないと、出る事が出来ないんですよ」

『ガーーン！！』

こんのすけ「しかも貴女、この本丸がブラック本丸だって知らないんですか！？」

『うん知らん』

なんだその明らかにヤバそうな本丸は

こんのすけ「ブラック本丸は、無理な出陣に手入れ拒否。日常的な暴力に刀剣破壊や夜伽が行われ、人間不信に陥った刀剣男士がいる本丸の事にございます！」

『..........ヤバい本丸だった！！！！！』

こんのすけ「顔を見せれば斬りかかってくるレベルで人を嫌悪しているので、そんな中でチュートリアルクリアは......」

『うん無理だ(白目)』

こんのすけ「取り敢えず、」

「『どうしよう』」