私のブラック本丸更生日記 (ページ44)

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加州「いやいやいや、どう考えても危ないでしょ！俺達が行くからあんたは引っ込んでなって！」

御手杵「腰のソイツら、新しい男士じゃ無かったのか...」

こんのすけ「やはり無茶ですよ暁月様」

何故か引き留め始める同田貫さん達。何でやねん

愛染「俺は心配無いと思うけどなあ」

岩融「何故だ？」

愛染「だって暁月さん、ちょっと前まで国行達直接振るって出陣してたって。危なくなったら助ければいいし、それか暁月さんが倒す前に俺達が倒せば良いんじゃねえか？」

何故か不服そうな顔で皆一旦納得していざ出陣。解せぬ
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やっぱり敵も強くなって、擦り傷が増えて来た。私の体は男士達の様に綺麗に傷は治らない。もう少し慎重に動こう。
傷だらけの自分の腕を見ながら決意する。

『こんのすけ、もう時間遡行軍は居ない？』

こんのすけ「えっと....はい、遡行軍は全て殲滅できた様です！勝利Bですね！」

『怪我人は？』

大和守「清光が軽傷」

加州「こんなん擦り傷だって」

ピッと指を指す大和守さんと平気だと言わんばかりの加州さん。

こんのすけ「さあ、早く帰城しましょう！でないと＿＿＿＿」

ビシャアアアン！！！

『！？』

突如すぐ側に稲妻が落ち閃光が走る。遡行軍？いや違う、アレは...何だ！？

こんのすけ「検非違使です！！」

禍々しい、槍を構えてギラリと目を光らせるソレは、資料で見たものだ。
検非違使。歴史の守護者。時間遡行軍など歴史に影響を与える者達を排除する。刀剣男士も例外では無い。

“隊の中で一番レベルの高い男士に合わせて強くなる”

『(この中で1番強い者.....岩融っ！！)』

岩融レベル86
同田貫正国レベル53
愛染国俊レベル19
加州清光レベル26
大和守安定レベル28
御手杵レベル36

マズイマズイマズイ！！戦好きな刀剣だけ集まってるから偏りが激しい！正面からぶつかれば確実に他が折れる！！特に短刀の愛染。短刀は防御も低いのに加えてこの中で一番レベルが低い！

『全員今すぐ走れ！こんのすけ！ゲートを開けて皆を逃がせ！』

私の声で弾かれた様に駆け出す加州さん達。彼らも流石に勝算は無いと判断したんだろう。こんのすけに先導を走る様命じて彼らの背中を追う