私のブラック本丸更生日記 (ページ36)

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大包平「顔も洗った方がいいんじゃないか？」

『これ以上待たせる訳には行かないでしょ！』

大包平「アイツはそう言った細かい事は気にしないタチだぞ？」

『私が気にするのー！』

チャチャっと着替えて居間へ向かう。途中髪を手櫛で解いて、少しばかり身嗜みを整える。
居間の前で深呼吸をして襖を開ける

『失礼致します.....ん？』

待っていたのは緑髪の、大包平と同じジャージを着て茶を啜っている男性。茶請けに食べてるのは....昨日の晩鳥用に買ったナッツ

『あ、あの....それはお茶請け用では無くて....とある子達用のおやつなのんですが....』

私が慌てていると、その男性は「まあ、細かい事は気にするな」とニコリと笑って茶を飲み、「それに...」と続ける

緑髪「これはちゃんと俺用だ」

『(いや違うが)』

小鳥の対極に位置するやつが何言ってんだ。

緑髪「それに、いつまでそこに正座しているんだ？」

『あっ』

そうだ私いま廊下に正座して三つ指立ててるんだった。「失礼します」と声をかけて緑髪さんの斜め前に座る。因みに大包平は私の分のお茶を淹れにいった。ありがたや。
しばらくして大包平が戻ってきたので、改めて自己紹介

『改めまして、私(わたくし)、審神者の暁月と申します』

緑髪「俺は”鶯“丸だ。大包平が世話になったな」

『いえいe.....ん？？鶯...？？？？』

うぐいすって....あの鶯？昨日縁側で触れ合った鶯？？

馬鹿げた思考が私の頭を過って完全にキャパオーバーし、スペースキャット状態に

大包平「....つまりなんだ...この鶯丸が昨日主の元まで、ただの鶯に化けて行ったと言う事だ」

ごめん大包平。言われても分かんない

『(え、「これはちゃんと俺用だ」ってそゆこと？？)』

鶯丸「まあなんだ。これからよろしく頼むぞ。主」

『ｱｯﾊｲ』

▼暁月は考えるのを辞めた！

『そっちの様子はどう？』

大包平「雰囲気も明るくなり、活気が溢れてきた。やはり一期一振が戻ってきたのが大きいだろうな」

鶯丸「本丸の短刀の九割を粟田口が占めているからな。彼らが元気なだけでも、自然と周りも明るくなっていく」

『歌仙達はどう？』

大包平「燭台切光忠と厨番をしている。お陰で一日三食、美味い飯が食えているぞ」

鶯丸「おやつもついているぞ」

少しすれば互いの近況報告をして、のんびりとしている。世間話の様なものだ
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オチ大包平じゃないよ。未定だよ。オチ作るかどうかも未定だよ