私のブラック本丸更生日記 (ページ23)

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ー翌日ー

にっかり「霊力には気をつけてやるんだよ」

お供「我々がついております！」

今日は午前と午後に分けて顕現する事に。あと知らなかったんだけど、なっきーってホントはお供が基本喋るんだね。あと歌仙も髪短かったんだ。私の歌仙は、腰までのロング。所謂亜種ってやつらしい。柘榴さんたちは何も言ってなかったけど、多分歌仙が気にしてると思ったんだろう。「やはり、ちゃんとした歌仙兼定がよかったかい....？」って悲しそうに言ってくるから思わず抱きしめたよ

『まずは彼から』

私が初めて振るった太刀

一期一振「私は一期一振と申します。よろしくお願いいたします。主」

『君が他審神者にロイヤルって呼ばれてる意味がわかったよ』

一期一振「はい？」

にっかり「あはははは！！」

お供「一期殿をみた第一声がそれですか.....」

にっかり笑い堪えきれてないしなっきーはその目やめて
気を取り直して一期と握手し、私の後ろについた。そのドラクエ方式なに(作者ドラクエ知らない)

まだまだ霊力には余裕がありそうだ。この調子なら明日の午前には全員顕現し終わっているだろう。次の太刀を顕現する

明石「どうも、すいまっせん。明石国行言います。って、もう休憩終わりなんですか？」

今度は属性もりもり(推測)お兄さんがきた。お供曰く、基本やる気がないサボり魔らしい

明石「やる気無いんは自分の専売特許なんで」

無駄にキラーンとカッコつけていう明石。うるせえ

『はいはい、ささっと次行くよ』

最後の太刀を手に取って霊力を込める。しかし、この刀剣はどこかで見た事のある様な気がする。しかも、他の太刀に比べて、段違いに軽い

『！まさか』

ブワっと桜が舞って、言葉をかき消される

大包平「大包平、池田輝政が見出した、刀剣の美の結晶、もっとも美しい剣の一つ。ようやくか」

私は言葉を失った。かの刀剣の横綱が、今私の目の前に居るのだ。大包平は唯一私が剣術を始める前から知っていて、日本刀と言えば大包平。と言うほどに大包平が好きで、いつかこの手で振るって見たいと思っていた一振りだった

大包平「そんなに褒めても何も出ないぞ」

大包平は頬を赤らめながら腕を組んでそっぽを向く。もしかして:全部声に出てた

にっかり「へえ、君はそんなに彼が好きだったのかい？？」

鳴狐/明石「......」