男装ガールと米花町

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No side

歩美「え！？Aさん、後一週間で帰っちゃうの！？」

光彦「そんなぁ...」

元太「もっと遊びたかったぞ...」

哀「仕方ないでしょ？お仕事なんだから」

ポアロのテーブル席、Aの話を聞いた歩美達は項垂れ落ち込んでいた。
彼らとは、任務帰り、Aが公園のベンチで疲労でぐったりして居たところで出会った。
暇な時は遊んでやって居た為、歩美達はAにとても懐いて居たのだ

『はははwまあ俺も気が向いたら顔見に来るよw』

歩美「本当！？」

『嗚呼、約束する』

その後も、知り合いの面々に残り一週間で米花町を離れる旨を伝えた。

ある者は悪態を突き怒られ、ある者はメアドの交換をしようとし、ある者は労いの言葉をかけた。

その一つ一つがAにとって暖かいものだった

コナン経由で知り合い仲良くなった、蘭と園子から貰ったカップケーキを公園のベンチに腰掛けながら食べ、Aは何処か名残惜しそうな笑顔を浮かべる

『(まあ米花町より高専の方がいいがな)』

台無しである

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