大好物はいちご大福【zh】

新しい友達 ページ25

【凸待ち】内弁慶を直そう！！！！！【鏑木ろこ|にじさんじ】

鏑木「人がいないときは小粋なトークで繋げるしか…」

ピロンピロン

鏑木「おっ…よかったら自己紹介おねがいします」

「は、は、はじめまして…皆子Aです！！」

鏑木「えっ、えっ？！」

＞ 皆子A？！
＞ まじ！？！？！！？
＞ コラボしないで有名なあの！？

鏑木「ガチで初めましてですよね？！来てくださってありがとうございます！！鏑木いまめちゃくちゃ驚いてます！！」

「きゅ、急にごめんなさい…事前の連絡もなしに…美夜子と春香が大丈夫っていうから…」

鏑木「めちゃくちゃ嬉しいです！！」

イヤホン越しに聞こえる後輩の声に、震え声で返す。緊張で手汗が凄い。

「あの、私、友達増やしたいと思ってて…来年から頑張ろうって思ってたんですけど、あの…」

＞ 2024から頑張るって言ってたのそれか
＞ 声めっちゃ震えてる…頑張れ皆子…！

鏑木「え、それって鏑木ともお友達になってくださるとかそういう…」

「えっ、いいんですか？！」

鏑木「えっ、むしろいいんですか？！めちゃくちゃうれしいです！！」

「こ、こういうの初めてなんですけど…質問答えていけばいいのかな？ですか？」

敬語とタメ口がごっちゃになる。口の中めちゃくちゃ乾いてきたし冷や汗がすごい。

鏑木「あっ、そうですね！遊園地でなにが一番お好きですか？」

「遊園地…あんまり行ったことなくて…観覧車は好き！」

鏑木「観覧車いいっすよね！ロマンチックで！」

「昔ね、唯華と風の強い日に乗って、唯華が怖がって抱き付いてきて…めっちゃ可愛くて可愛くて」

＞ おっと
＞ これは長くなるぞ

鏑木「それは椎名先輩的にはちょっとアレな思い出なのでは…」

鏑木さんがの笑い声が響く。よかった、笑ってくれた。

「えっ、あの、私ホントに友達少なくてわかんないんですけど、何すれば友達ってことになるんですか…？」

鏑木「そうですね、まずはタメ口にしましょうか」

タメ口…。後輩との距離感ってわかんないけど普通はタメ口なのかな。少なくとも友達になりたかったらタメ口か。

「えっと、ろこちゃん。今度遊園地行こうね」

鏑木「ヒェッ！！！好きです！！！」

＞ ファンサ過ぎる！！
＞ 鏑木って皆子のファンガだよね？
＞ これは嬉しい

なんだか恥ずかしくなって「じゃあね！！」と切って逃げてしまった。私、頑張ったと思う。

ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ
美夜子も小野町も出てたから出さなきゃって…。

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