ー特別編ープール掃除しようぜ！ ページ44
『ケホッ！ケホッ！』
相澤『森毒、大丈夫か？』
『相澤先生…』
相澤『…上がるぞ』
プールから上がると、私と相澤先生の服はびしょびしょだった。
相澤『瀬呂から今日の森毒がおかしいって言ってたぞ。何があった』
瀬呂君、相澤先生まで言ったのかよ
『…いえ、大丈夫でs…』
相澤『大丈夫だったら、お前はこのプールに踏み外さねぇと思うが』
相澤先生にそう言われ、もう何も言い返せなくなった。
『…私のせいで…父さんがヴィランになって…』
相澤『あぁ？』
いつの間にか私の目から涙が止まらなかった。
『爆豪君と一緒にヴィランに捕われた時に父さんがヴィランだと知ったんです。私が…生まれなければ…っ父さんは…っ！』
すると、相澤先生は優しく私を抱き締めてくれた。
相澤『大方お前のせいじゃない。お前が生まれてこなかったら、ここには来てねぇだろうが。お前は…雄英高校ヒーロー科1年A組森毒Aだろうが。ヒーロー志望でここに来たんだろう？』
そう言われ、私は相澤先生にしがみつき、子供のように泣きじゃくった。
初夏の夜、1人の少女泣き声と共に月が普段よりも綺麗に輝いていた。
(番外編 終)
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 32人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
鈴 - うぉ、すごいです！頑張って下さい！ (2018年5月26日 17時) (
レス) id: 807c8d7ebc (このIDを非表示/違反報告)
はら - オリジナルフラグ外し忘れていますよー違反行為なのでちゃんと外して下さい (2018年5月21日 16時) (レス) id: 90ecdece34 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：夜魅 | 作成日時：2018年5月21日 12時
