十一 ページ14
『…あの』
椿｢ん？｣
『なんで二人共ついて来るんですか？』
べルキア｢つばきゅんがー歩いてるからぁ〜☆｣
椿｢ベル〜、それ理由になってないし〜｣
…うるさいなぁ
そういや、昨晩読んでた本の事。
椿さん、知ってるのかな？
『椿さん』
椿｢なぁーに？｣
『昨晩、''Seven Deadly Sins''。通称''七つの大罪''という本を見つけたんです』
椿さんは大きく目を見開いた。
椿｢…べル。先に帰ってて｣
いつも以上に椿さんの声が低かった。
べルキア｢えー、どうしてぇ〜？んー、いいよぉ〜☆早めに帰ってきてねぇ〜☆｣
べルキアさんは消えるかのように去った後、私と椿さんの二人だけになった。
椿｢ねぇ。さっきの話、どういう事なのかな？｣
『あの本は吸血鬼に関して研究されていて、七つの大罪なのに吸血鬼は八匹。その中でも八匹目の名前は…椿｢招かれざる８番目｣え…』
椿さんはニヤリと笑い、いつもの高笑いをした。
椿｢あははははは！！あははははは！！はははは！！あー…面白くない…くはないよ｣
『は？』
椿さんはコツコツと私に近づき、私の顎に手を乗せた。
椿｢君の御先祖様は…僕達の先生だよ｣
『嘘…っ』
私はあまりにも驚いて、椿さんを突き放した。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 299人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
夜魅-82-(プロフ) - Redさん» 見つけて下さってありがとうございます！修正致します！ (2017年10月21日 19時) (
レス) id: 7a725b65f8 (このIDを非表示/違反報告)
Red(プロフ) - 失礼だったらすみません。四十三話で「ヒュー」が「ビュー」になっていますよ。 (2017年10月21日 19時) (レス) id: 2a3fb5e877 (このIDを非表示/違反報告)
夜魅(プロフ) - ＋ウルヴァリィ＋さん» ありがとうございます(つω`*)少しずつ更新していきます！ (2016年10月7日 7時) (レス) id: cfb3d563f2 (このIDを非表示/違反報告)
＋ウルヴァリィ＋ - 最後のクロ可愛い!勉強してるふりってwww更新頑張ってください!続きを楽しみにしてます。 (2016年10月5日 20時) (レス) id: ce5b59d6ab (このIDを非表示/違反報告)
夜魅(プロフ) - 朔夜さん» あ！ほんとだ！ありがとうございます！ (2016年9月21日 7時) (レス) id: cfb3d563f2 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：夜魅 | 作成日時：2016年8月12日 8時
