その葬儀屋 語 ページ30
ア)「いやぁ〜執事くんのネタも良いけど…ヒヒヒ…まさかこの国で落語をお目にかかれるとは思わなかったねぇ」
セ)「なるほど…落ちがつくまで時間がかかったということですね」
シ)「それより情報だ アンダーテイカー!」
ア)「はいはい…伯爵が追ってるのは無差別殺人の
件だねぇ?」
無差別殺人…
國)「流石は女王陛下の番犬…と言ったところですね」
貴)「…」
ア)「まぁ無差別って言うだけあって 殆ど共通点は
みられないねぇ…性別、年齢、生まれも家柄も
でも…そうだねぇ…」
シ)「どうした?」
ア)「みーんな斬られてるんだよ…真ん中を」
胸を押さえて引き笑をするアンダーテイカー
貴)「真ん中って…」
ア)「ヒヒヒ…そう “心臓”さぁ…」
シ)「臓器が切り取られているか…以前にもあった
ような事件だな」
ア)「いやぁ 切り取られちゃいないよぉ…ヒッヒッヒ」
シ)「? しかし今“斬られている”t「斬られてる
んだよ…」??」
セ)「斬られているだけで切り取られてはいない
…と言うことですね」
ア)「ヒッヒッヒ その通り…犯人も何を思ったのかねぇ
胸を切り開いて…心臓を真っ二つに割って中身を
掻き回すのさぁ…ヒッヒッヒ!何かを捜すみたいにねぇ」
ぞくっ…
アンダーテイカーは時分の胸元を服の上から手で
せわしなく掻き回した…その仕草があまりにリア
ルで寒気がする
ア)「切り口の大きさも深さも同じ…小生じゃなく
ても同じ人間の仕業だって分かるだろうねぇ」
貴)「同一犯…」
シ)「そうか…帰るぞセバスチャン」
セ)「御意」
シエルとセバスチャンに続き私も店を出ようと立
ち上がった
ア)「あぁ…1つ訂正するよぉ?」
シ)「何だ?」
ア)「人間の仕業だって言ったけど…あれはかなり
凄惨だからねぇ…ヒッヒッヒ」
シ)「何が言いたい」
ア)「人間は人間でも
普通の人間かは保障できないってことさ…ヒヒヒ!」
馬車…──
シ)「すまない」
貴)「え?」
開口一番にシエルが言った
シ)「血生臭い話を聞かせてしまった」
貴)「いや 良いよ 気にしてないから^^」
シ)「謝りついでにもう一件付き合っていただきた
いんだが…構わないか?」
貴)「? もう一件…ですか?」
何だろう?
貴)「良いですよ 葬儀屋さんでなければ^^」←
シ)「フッ…あぁ セバスチャン!」
セ)「Yes my load…!」
バチンッ!
セバスチャンが手綱を鞭打つ音が聞こえた
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yomi - シエルさん» コメ感謝です(^∧^)分かりました(*´∇`*)←でも御名前 良いと思いますよ(`・ω・´)d☆←← (2014年1月23日 20時) (レス) id: fe8ac84d9e (このIDを非表示/違反報告)
シエル - 面白かったです! あ、シエルって名前は、気にしないでください!! (2014年1月22日 19時) (レス) id: 6ec647f8b3 (このIDを非表示/違反報告)
yomi - え!?…5000hit(・_・)?嘘やん←w 皆さん本ッッ当にありがとうございます(*´∇`*) (2014年1月18日 23時) (レス) id: fe8ac84d9e (このIDを非表示/違反報告)
yomi - えええ!!!?(;´д`)hit数が2000を越えた!?読んでくれた方ありがとうございます!!!・゜・(つД`)・゜・← (2014年1月18日 14時) (レス) id: fe8ac84d9e (このIDを非表示/違反報告)
yomi - りあずさん» ありがとうございます!國が死ぬの早すぎたかな~と心配でしたがそう言って頂けると安心です(*´∇`*)これからもよろしくお願いします(。・ω・。)ゞ (2014年1月18日 11時) (レス) id: fe8ac84d9e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:黒妃 | 作成日時:2013年12月28日 11時