黒執事◆◇日本からのお客様◆◇

その令嬢 失態 ページ15

シ)「皆さん 今日は我がファントムハイヴ家主催のパーティーにご参加下さりありがとうございます

今日の主役をご紹介しましょう」


貴)「こんばんは 日本から参りました

A 一ノ宮と申します この度は私のためにこ

のような場をもうけていただきファントムハイヴ

伯爵と皆様に心より感謝いたします」

シ)「今宵のパーティー…存分にお楽しみ下さい」

ﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁ…!!

シエルの言葉でパーティーは幕を開け 私は國と

エリザベスの3人でパーティーを楽しんだ

でも


ﾋｿﾋｿ…


貴)「…」

囁きが聞こえる…嘲笑う声が…

女)「あれが一ノ宮様?」ﾋｿﾋｿ
女)「お顔は可愛らしいけど…ねぇ?」ｸｽｸｽ
男)「あのドレス…日本人にはあまりに不釣り合い」ﾋｿﾋｿ
男)「ドレスは英国の淑女によく似合う」ﾋｿﾋｿ

國)「お嬢様…」

エ)「(何?あの人たち…嫌な感じ)」

貴)「…」


──『今 日本は西洋文化を取り入れ変わりつつ

ある でも洋服を着た日本人を見て西洋人はそれを

“滑稽”と笑う…この1ヶ月を機に英国マナーも

学んでくると良いわ＾＾』

──『はい 叔母様』


ｸﾞﾗｯ


貴)「!! (バランスが…!)」

ヒールが壊れた!?

ﾄﾞｻｯ!

大衆の面前で転ぶなんて…!

シ&セ))「「!!」」

メ)「お お嬢様 大丈夫ですだか!?((ｺｹｯ わわわ!;;」

ﾊﾞｼｬｯ!!

貴)「ｯ!」

メイリンのシャンパンがかかった

メ)「ごごごごめんなさいですだ(((；゜Д゜))!!!」

私は恥ずかしさに顔を上げられなかった

エ)「! お姉様!大丈夫!?」

國)「お嬢様!;」

シ)「セバスチャン 新しい靴と着替えを用意して

差し上げろ」

セ)「御意」

セバスチャンがこちらに来るのが見えた

メ)「セ セバスチャンさん!?((((；゜Д゜)))!」

セ)「メイリンは割れたグラスと溢したシャンパン

を急いで片付けて下さい」

メ)「は はいですだ!!」

セ)「お嬢様…少し失礼します」


ﾊﾞｯｯ!!


貴)「!?///」

セバスチャンが私を抱き抱えた

セ)「すぐに新しい靴とドレスをご用意します

國さん あなたも手伝って下さい」

國)「はい!」

セバスチャンに抱えられたまま 私は國と2階へ向かった


シ)「お騒がせして申し訳ございませんでした

お気になさらずパーティーをお楽しみ下さい


ただ…そちらの四名様には今すぐご退席願う!」


女)「なｯ!!」
男)「伯爵何を…!」


シ)「女王陛下の客人を嘲笑ったのだから…


当然だろ?」


シエルの言葉に4人は固まった

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