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望side
一人やと歩けないほどベロベロに酔った先輩を連れ、
藤井先輩の家に着いた午前0時。
あまり遅いと藤井先輩が心配しますよと言っても
あいつも今日は飲み会だからいーの！の一点張りで、
結局こんな時間になってもうた。
でも、一応インターホンを押せば
玄関まで走ってくる足音が聞こえて。
なんや。帰ってるやん。
開いたドアの先に見えた藤井先輩は、
いつにもなく焦っとった。
「おぉ、小瀧。ごめんなぁ、迷惑かけたやろ。
こいつ、ほんま…」
立ちながら寝ているA先輩を藤井先輩に預ける。
望「いや、全然大丈夫っす。
A先輩、酔ったらスキンシップやばいんすね。」
こんくらい嘘ついてもええやろ。
他の女とイチャイチャしてる先輩が悪いねんで？
「………なにしたん」
望「たいしたことないっすよ、あんなん」
悪戯な笑みを残し、失礼しますと言えば、
あからさまに不機嫌な顔をした先輩は
気をつけて帰りと一言だけ呟き、ドアを閉めた。
まだまだ暑い、夏の夜。
A先輩のような女性が
この先俺の人生に現れることは
おそらくないやろな。
誰よりも頑張って、
誰よりも輝いて見える。
やけど、誰にも手を触れさせへんかった。
触れることができひんかった。
そんな先輩を支えられるのは
やっぱり俺の憧れ、藤井流星しかおらんから。
あんな先輩になりたいと、
一人空を見上げた夏の夜。
．
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りあ(プロフ) - ただいまですただいまですただいまです！！！！！！！！ (2018年8月19日 17時) (
レス) id: 4353d7f99b (このIDを非表示/違反報告)
紫春(プロフ) - 赤ずきんさん» とっ特別！?めっっっちゃ待ってる！！！ (2018年8月19日 13時) (レス) id: 8db4ba7a0d (このIDを非表示/違反報告)
赤ずきん(プロフ) - 紫春さん» ちょ、待ってね、紫春は特別。あの、あとでなっっっっがい文章送るから！待ってて！！ (2018年8月19日 13時) (レス) id: 651c6f2efb (このIDを非表示/違反報告)
赤ずきん(プロフ) - 乃蒼さん» えぇ！めっちゃ内容覚えてるやつですね、それ！笑 私も、読んでくださって、コメントまでしてくださった乃蒼さん、大好きです！ (2018年8月19日 13時) (レス) id: 651c6f2efb (このIDを非表示/違反報告)
赤ずきん(プロフ) - わちゃささん» 一気に読んでくださったんですか！？笑 す、すごい……完結したので、もう1回最初っから一気に読んでみてくださいね！！笑笑 (2018年8月19日 13時) (レス) id: 651c6f2efb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：赤ずきん
| 作成日時：2018年8月12日 21時
