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昨日私が言ったからか、時間を守れる男になる！と
意気込み出した藤井は、その言葉通り7時きっかりに
起床。
早く起きたはいいんだけど、
今日はいつもより30分早く行かなきゃいけない日
だったらしく
今夜飲み会やから、夕食いらん！とだけ残し、
慌てて家を出ていった。
久しぶりの一人の夜。
のびのびすごそう。何をしようか。
とってもとっても楽しみだけれど、
『夜は外で食べようかな…』
藤井がいないと、夕食を作る気になれなかった。
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朝慌てていたから、彼はお弁当を忘れていった。
企画部のある4階から、営業部のある6階まで移動し
お弁当を届けに行けば、
この階は一段とガヤガヤしていた。
企画部よりもずぅーーーーーっと仲が良さそうで、
内心羨ましかったりもする。
厳しくしている私が悪いんだけどさ。
藤井流星はいますかと、近くにいた人に
声をかけようとしたけれど、
一際背の高い男の人の背中が見えたから、
黙って近づく。
椅子に座った彼に、
お弁当持ってきたよと言おうとした。
忘れるなんて、しっかりしてよねと言おうとした。
彼からあと15ｍくらいの所だった。
．
．
手に持っていた青色のランチバッグを落とす。
幸い、そこまで音は響かなかったので、
まだ誰にも気づかれていない。
平然とランチバッグを拾おうと
しゃがんだつもりだったのに、
A先輩！こんなとこで何してんすか！と
急に後ろからかけられた声に、大きく肩が震えた。
『小瀧くんこそ、何してるの？』
ランチバッグを後ろに隠す。
藤井にお弁当を渡しに来たことを
知られてはいけない。
だってもう、今日は渡さない予定だから。
望「藤井先輩に、データのコピーがどこにあるんか
聞きに来ました！
藤井先輩が管理されてたんで！」
あぁでも、今はやめた方がいいっすね、と
15ｍ先の藤井を見ながら言う。
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＿愛妻弁当、幸せそうに食べてるとこっすもんね＿
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『…ねぇ、小瀧くん。』
後ろに隠していたランチバッグを目の前に出せば
彼は驚いた様子で、藤井が食べているお弁当と、
私の手元にあるランチバッグを交互に見ていた。
『今夜、一杯付き合ってよ』
望「…ええよ」
急にタメ口になる彼に、
今夜だけは頼ってみようか。
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りあ(プロフ) - ただいまですただいまですただいまです！！！！！！！！ (2018年8月19日 17時) (
レス) id: 4353d7f99b (このIDを非表示/違反報告)
紫春(プロフ) - 赤ずきんさん» とっ特別！?めっっっちゃ待ってる！！！ (2018年8月19日 13時) (レス) id: 8db4ba7a0d (このIDを非表示/違反報告)
赤ずきん(プロフ) - 紫春さん» ちょ、待ってね、紫春は特別。あの、あとでなっっっっがい文章送るから！待ってて！！ (2018年8月19日 13時) (レス) id: 651c6f2efb (このIDを非表示/違反報告)
赤ずきん(プロフ) - 乃蒼さん» えぇ！めっちゃ内容覚えてるやつですね、それ！笑 私も、読んでくださって、コメントまでしてくださった乃蒼さん、大好きです！ (2018年8月19日 13時) (レス) id: 651c6f2efb (このIDを非表示/違反報告)
赤ずきん(プロフ) - わちゃささん» 一気に読んでくださったんですか！？笑 す、すごい……完結したので、もう1回最初っから一気に読んでみてくださいね！！笑笑 (2018年8月19日 13時) (レス) id: 651c6f2efb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：赤ずきん
| 作成日時：2018年8月12日 21時
