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．
「久しぶりに手料理とか食べたわー。
めっちゃ美味かった。」
『前までどうしてたの？』
「いろんな子と外食。」
そうだった、そうだった。
思い返せば藤井は、毎日何かしらの理由をつけて
女の子たちと食事の約束をしていた。
まぁ、私は誘われたことないけど。
まぁ、誘われても断るだろうけど。
「やけど、これからはAの手料理が食べたい」
こんなの、嘘だ。
付き合っている感を出すために言っているんだ。
そんな真剣な目で見つめられても
正直、何も感じない。
だけど、ルールはルール。
『じゃあ、毎日作るね。お弁当も作ろうかな。』
私だって、少しは彼女ぶってみる。
嬉しそうに笑う彼。
その笑顔を見て、微笑む私。
でも、ここに愛なんて存在しない。
．
．
「なぁA？」
やだ。それは本当に無理。
「なぁなぁって。」
無視無視。返事したら負けだ。
「もっとこっち来てや。」
何と言われようが、無言を貫き通していると
いきなり静かになった藤井。
．
ｷﾞｭ
．
「おし。これでええわ。」
ベッドの隅っこ。
外側を向いている私のお腹辺りに腕を回し、
耳元で囁く。
「Aは俺の彼女。わかってるやんな？」
突き放そうにも、彼の力にかなうはずがないから、
腕はそのまま。
『でも、1ヶ月だけだよ』
「そんなん、どうなるかなんてわからんやろ」
『うちら、同期だよ？』
「関係ない」
『でも今更「関係ない」
結婚してから恋愛するってのも楽しそうやんと
わけのわからないことを言う。
もう何を言っても無駄だと思い、寝ようとした。
なのに、隣の奴が
A、なぁA、おーいA？ってうるさい。
それでも構わず目を閉じていれば、
急にお腹の束縛が緩まった。
．
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りあ(プロフ) - ただいまですただいまですただいまです！！！！！！！！ (2018年8月19日 17時) (
レス) id: 4353d7f99b (このIDを非表示/違反報告)
紫春(プロフ) - 赤ずきんさん» とっ特別！?めっっっちゃ待ってる！！！ (2018年8月19日 13時) (レス) id: 8db4ba7a0d (このIDを非表示/違反報告)
赤ずきん(プロフ) - 紫春さん» ちょ、待ってね、紫春は特別。あの、あとでなっっっっがい文章送るから！待ってて！！ (2018年8月19日 13時) (レス) id: 651c6f2efb (このIDを非表示/違反報告)
赤ずきん(プロフ) - 乃蒼さん» えぇ！めっちゃ内容覚えてるやつですね、それ！笑 私も、読んでくださって、コメントまでしてくださった乃蒼さん、大好きです！ (2018年8月19日 13時) (レス) id: 651c6f2efb (このIDを非表示/違反報告)
赤ずきん(プロフ) - わちゃささん» 一気に読んでくださったんですか！？笑 す、すごい……完結したので、もう1回最初っから一気に読んでみてくださいね！！笑笑 (2018年8月19日 13時) (レス) id: 651c6f2efb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：赤ずきん
| 作成日時：2018年8月12日 21時
