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マルコの耳にも届いた、久しぶりに聞くAの無邪気なコロコロとした明るい声。
張り詰めていた客たちも元の席へと戻りその様子を何事かと見つめる。
『ベーポーー！！っ‥皆〜〜！会いに来てくれたの？！！嬉しい！！』
「A！！元気そうだ！また綺麗になったね！！」
ベポ、そう呼んだAはふわふわの熊に抱えられながら客たちに紹介する。
『皆！死にかけてた私を助けてくれたハートの海賊団なの！滞在中はうんとサービスしてあげてね！！』
その声に一瞬静まった客たちが歓声を上げ、暫く拍手が鳴りやまなかった。ペンギンやシャチ、皆が頭をかきながらペコペコして照れている。そしてベポと呼ばれたオレンジのツナギを着た真っ白のしゃべる熊。その後ろには今世間を騒がせている男。
『ローくん！！久しぶり！元気だった？！』
Aはベポの胸から離れ、興奮覚めやらぬ顔でタトゥーが刻まれる手を取り懐かしい顔を見上げる。久しぶりに見た彼は変わらず不健康そうな目元だが、こちらを見下ろす瞳は珍しく機嫌が良さそうだ。
久しぶりに見た、一度見れば忘れることの出来ぬルビー色の瞳。数年ぶりに見た彼女はまた一段と魅力を増して歳を重ねていた。しかしその変わることのない無垢な少女のような、屈託の無い雰囲気はそのままだ。
ん？と首をかしげたAに調子を崩されそうになりながら、ローはふと視線を上げてその先に舌打ちをする。
「‥よお有名な海賊がうちになんのようだい？」
「Aの顔を見に寄っただけだ。
‥突然海賊を辞めたって噂はどうやら
本当だったんだな不死鳥屋」
『良かった！仲良しだったの知らなかった！』
どこからそう思ったかは不明だが、Aはニコニコしながら二人の好きなコーヒー入れてくるね！なんて睨み合う二人の背中を叩きながら厨房に入っていった。
いやいやどこがだよ！、とA以外の人は心で突っ込みながらそのバチバチ火花を散らす二人に苦笑いするしかなかった。
To be continued‥>>>
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ちょっと今回(妄想)長くなりそうです‥
すみません。。
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よめこ。(プロフ) - 音乙さん» コメント嬉しいです〜😭ありがとうございます❤️これからも楽しんでもらえるよう頑張ります！リクエストあればまた宜しくお願いします🎵 (2023年3月15日 16時) (
レス) @page34 id: bf0ac319e7 (このIDを非表示/違反報告)
音乙(プロフ) - 更新有難うございます〜もう今回も相変わらず好き❣️ (2023年3月15日 16時) (レス) @page34 id: a6800f4809 (このIDを非表示/違反報告)
嫁子ちゃん。(プロフ) - 藍琉さん» あいちゃんありがとう😭最近落ち込んで全然書けなかったよ〜。 (2022年1月31日 20時) (レス) id: 33020e7a59 (このIDを非表示/違反報告)
嫁子ちゃん。(プロフ) - リエさん» リエちゃん〜！ありがとう、これからも宜しくお願いします😭 (2022年1月31日 20時) (レス) id: 33020e7a59 (このIDを非表示/違反報告)
藍琉(プロフ) - 待ってましたー！嫁ちゃんおかえりなさい！！ (2022年1月31日 7時) (レス) @page29 id: 33103a1684 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：よめこ | 作者ホームページ：https://Twitter.com/new_yomeko
作成日時：2021年4月25日 15時
