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優しく微笑みかけると手を挙げて返し、彼は朝練へと向かった。
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学校生活は特に苦もなく過ぎていく。学校では＿みっちゃんことみつきちゃん、私の親友と共に過ごす。
「なあなあ、今日から信介くんとお昼食べるんやろ？寂しいわあ」
『ごめんねみっちゃん、でもみっちゃんのこと嫌いになったわけじゃないからね？』
「そんなんしっとるよ！もう、Aはそーゆーところ真面目なんだから」
「ってか、なんで信介くんと食べるようになったん？」
…私はまだ病気のことをみっちゃんに言えていない。いや、言うつもりは無い。信介くんにもその意は伝えてある。
ごめんね、みっちゃんを悲しませたくないの。
『…信介くんてば最近甘えんぼなの〜笑』
「そうなんか！それは一緒に食べなあかんなあ！」
ごめんね。
みっちゃんについた嘘はどれだけ謝っても許してくれないほど大きなもの。だけれど心の中で謝らずにはいられなかった。
「A」
そう話していると彼が私の元へやってくる。
『…信介くん』
「あ、ほな私は行くな。A楽しんでな〜！」
2人で屋上へ行くと街並みがよく見える所へ腰掛ける。
「『いただきます』」
「そういえばA練習見に来るの初めてやろ」
『そうそう！楽しみだなあ』
授業中もずーっとそればかり。
練習ってどんなことするのかな、大変なのかな、信介くんの姿早く見たいな。
「ふふ」
『え、なに？』
「なんや楽しそうやなあと思って」
『…顔に出てた？』
「Aの考えてることなんてよぉ分かるで」
何でも見透かしてくる信介くんはずるい。
恥ずかしくなって
『信介くんのミートボールもーらい！』
と彼のお弁当に入っていたミートボールを摘むと口へと運ぶ。
『ん〜やっぱ信介くんのおばあちゃんのお弁当は最高だなあ』
そう言って頬張る私に何故か近づく信介くん。
？で頭がいっぱいの私を気にすることなく唇の端へとキスを落とす。
『！？！、！！？』
「何驚いてんねん笑」
『え、だって、』
「ミートボールのあんがついていてん」
…そういうとこだよ。
そんな甘い時間を過ごして昼休みは幕を閉じた。
続く
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のん - 頑張ってください！応援しとります！無理せずに！ (2022年4月5日 15時) (
レス) @page5 id: 7e78e362e0 (このIDを非表示/違反報告)
あいみん(プロフ) - みおさん» 嬉しいお言葉有難う御座います〜！ (2021年12月18日 17時) (レス) id: 769c74c941 (このIDを非表示/違反報告)
みお(プロフ) - もうめちゃくちゃ感動しました…3話しか見てませんがそれでも感動してしまいます…。投稿頑張ってください！！応援してます！！ (2021年12月18日 12時) (レス) @page3 id: 98c132f21e (このIDを非表示/違反報告)
あいみん(プロフ) - すめしさん» すみません、外し忘れていました。ご指摘有難う御座います。 (2021年12月18日 10時) (レス) id: 769c74c941 (このIDを非表示/違反報告)
すめし(プロフ) - 二次創作にオリジナルタグは禁止されています。ルールも知らない癖に投稿しないでください。 (2021年12月18日 7時) (レス) id: 473e358251 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あいみん | 作成日時：2021年12月16日 21時
