97話.コニーside ページ45
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たんたんと過ぎゆく日々は、ゆっくりと思えるようで、目では追えないほど早く流れていってしまうようだ。
いつのまにか、寒くなって、晴れの日よりも、どんよりとした曇天が続く日々。
気持ちは下になっても、みんなのテンションは熱を持って、ぐんぐんと上昇していく。
『お！いらっしゃい！！寒いのによく来たね！！』
天「ほんとだよ..うええくっそさむいからお邪魔するね」
は「あ、じゃあ俺も」
お邪魔する、と言っても遠慮する気配は0でずかずかと入るやいなや、こたつを発見したようで、すぐさますべりこんで、冷凍した手足を解凍していた。
は「うわわわ、やっぱコニーん家最高」
天「それな」
『それほどでも..って、二人ともどうしたの？』
は「いやぁ、やっぱり人肌が恋しくなるからさぁ」
天「それな」
は「いや、お前はお母さんお父さんとペットと一緒じゃねーかよ」
天「それな」
『あ、これ寒くて口が開かないやつかただ単に馬鹿で単語が出てこないやつ』
天「出てくるわ！！もう！！」
軽く笑ったところで、いきなり、なぜ今日来たのかを話し出した。
それは、またCOFを行いたい、というものだった。
実際、ここ最近＿Aが亡くなってから＿一切行おうとしなかった。
『でもいきなりだね。どうして？』
天「...いつまでも、引きずっちゃ、だめかなぁって」
は「そうそう。で、これで3人目なの。家庭訪問」
『まだ行くんだ？」
天「行く行く！！沢山人いて困っちゃうよ〜。で、出る？」
俺はちょっと間をおいて、もちろん！と明るく答えた。
すると、ぱあっと二人の顔も明るくなって、ありがとう！！とぶんぶん手を振られる。
もうちょっと先の、ずっと空だった予定が、再び、楽しい思い出になりそうです。
『Aも、きっと見てくれてるよ』
天「うん、俺もそう信じてるよ」
泣きそうな空が一瞬、笑った気がした。
あ、そうそう、前の録音したメッセージは、今度、みんなで集まって聞くことにした。
この話は、また、いつかできるといいな。
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真歩 - 涙が止まりません。 本当によかったです。 次の作品も頑張ってください。 応援してます。 (2015年10月8日 22時) (
レス) id: 01a2c26e2b (このIDを非表示/違反報告)
☆凛々☆(プロフ) - もう泣きまくりです・・・。本当に良かったです・・・！ (2015年8月6日 19時) (レス) id: 1301447d91 (このIDを非表示/違反報告)
みーたさそ - 涙がっ、涙が止まりません…。私達に感動をありがとうございます！七星さん！ (2015年4月8日 15時) (レス) id: 2f5b603178 (このIDを非表示/違反報告)
カルガモちゃん(プロフ) - もうすっごく泣きました！！涙止まらないですｗｗ終わり方がすごくよかったです！ (2015年3月25日 20時) (レス) id: 7f31314282 (このIDを非表示/違反報告)
七星(プロフ) - 明久(仮)@保留荘在住さん» ありがとうございます！そう言って頂けてすごく嬉しいです…！ (2015年2月28日 11時) (レス) id: e5d0af4b38 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：七星 | 作成日時：2014年1月20日 16時
