61話.天月side ページ5
目が覚めるとなぜかベッドにいて。
ちゃんと点滴がしてあり、そして一番違和感のある、
『...酸素マスク..？』
そう小さく言うも、くぐもってちゃんと聞こえない。
でも、それと裏腹に懐かしい声が聞こえる。
歌「あ、しょ、翔太君..！よ、よかった..！」
は「起きたか..！祐也、先生呼んできて！俺ここにいるから！」
コ「分かった！望、行こう」
ア「OK！ちょっと待っててね」
そうバタバタと聞こえる足音。
俺は何でここに寝ているのだろうか。
そしてはしやんと歌詞太郎さんが俺の手を握って言った。
歌「良かった...目が覚めないんじゃないかと思ったよ..」
は「本当。変なところ無いか？大丈夫か？」
すると以外とすぐに医者は来て、色々と見られたあと酸素マスクを外し、「辛かったらかけて下さい」と言って部屋を出た。
『...俺は、何で..』
は「知らない..か。あのな、寝ている時に血管のどうのこうので心臓がちょっと止まって..心肺停止になってさ」
歌「それで僕らに連絡が来て“今夜が山場だ”とか言われて急いで病院に来てね」
コ「何とか大丈夫だったけど危ないからって言われて。でも大丈夫だとか言ってたんだけどね」
ア「祐也、違う違う。大丈夫だから帰っていいよ、って言われたけど俺ら心配でここに泊まってたってこと。ほら、翔太の部屋誰もいないじゃん？」
なるほど。
4人で言ったからか、説明が上手だったからかすぐに頭に入ってくる。
まとめると、俺は心配停止で看病されていた。
これで酸素マスクをつけていた理由になる。
その連絡にこいつらが来て、医者に山場だと言われ、今生きているのだからきっと山を越えたのだろう。
大丈夫だと言われるが、心配で泊まっていた。それで目を覚ました俺に気がつくってわけだ。
こうすればなぜここにいたのかが繋がる。
でも、あの出来事は何なのだろうか。
やっぱり夢だったのか。
仮に、俺がしんでしまったら多分あの黒い何かに飲み込まれていたのだろうか。
でも、今は生きている。
あの白い何かが守ってくれたのか..？
その後、皆と話したりして二日目を過ごしていた。
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真歩 - 涙が止まりません。 本当によかったです。 次の作品も頑張ってください。 応援してます。 (2015年10月8日 22時) (
レス) id: 01a2c26e2b (このIDを非表示/違反報告)
☆凛々☆(プロフ) - もう泣きまくりです・・・。本当に良かったです・・・！ (2015年8月6日 19時) (レス) id: 1301447d91 (このIDを非表示/違反報告)
みーたさそ - 涙がっ、涙が止まりません…。私達に感動をありがとうございます！七星さん！ (2015年4月8日 15時) (レス) id: 2f5b603178 (このIDを非表示/違反報告)
カルガモちゃん(プロフ) - もうすっごく泣きました！！涙止まらないですｗｗ終わり方がすごくよかったです！ (2015年3月25日 20時) (レス) id: 7f31314282 (このIDを非表示/違反報告)
七星(プロフ) - 明久(仮)@保留荘在住さん» ありがとうございます！そう言って頂けてすごく嬉しいです…！ (2015年2月28日 11時) (レス) id: e5d0af4b38 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：七星 | 作成日時：2014年1月20日 16時
